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< 第29回朝日アマ将棋名人戦 全国大会決勝 >
  ▲ ▲加藤幸男(千葉)     対   後手 △清水上徹(東京)

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73〜107手


▲4三歩成 
△同 金
▲7二銀成 
△同銀左
▲3一飛  
△2九飛成
▲1一飛成 
△9五歩
▲同 歩  
△9六歩
▲同 香  
△8四桂
▲9八香  
△1九竜
▲7一金  
△9二香打
▲7二金  
△同 銀
▲7九角  
△9六桂
▲同 香  
△8四銀
▲7五歩  
△同 銀
▲9四桂  
△同 香
▲同 歩  
△9五歩
▲同 香  
△同 角
▲9八香  
△6二角
▲7三歩  
△同 玉
▲7一銀

△2八飛まで

棋譜

指了図・▲7一銀

棋譜

後手に手応え

 先手は飛車を打ち込まれたものの穴熊の堅陣で有利。だが▲4三歩成と成り捨てたのは手筋のように見えて疑問だった。

 「普通に▲3二飛と打てば次に▲5二銀不成△同銀▲4二飛成で▲4三歩成が確実だから、と金を使って側面から攻め合い、明快に先手の一手勝ちでした」と加藤選手。

 清水上選手は「作戦負けでしたが、△2九飛成と一段目に竜を作り△9五歩と端攻めに回って手応えを感じました」。中盤以降に力を発揮する清水上選手らしさがようやく出てきた。

 △8四桂と急所に桂を打たれ、△1九竜と香を補充された局面は角の働きにも差があって、先手が苦しくなった。

 ▲7一金からは先手も1分将棋。加藤選手は苦戦にめげず▲7九角で手を渡し、さらに▲7五歩と後手陣を揺さぶり、▲7一銀(指了図)で勝負形だ。容易に土俵を割らない粘り、このあたりの緩急がアマトップのゆえんだろう。 (古作登) [次の譜へ]

2006年08月08日


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