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< 第30回朝日アマ名人戦 全国大会決勝 >
先手 ▲ 山田洋次  (南関東)   対   後手 △ 菊田公毅  (南東北)

奇襲か無理攻めか

2007年06月14日

 山田選手は高校竜王戦で優勝したことがある。その後は目立った実績はないと言うが、関西学生名人4回は抜きんでた活躍だ。昨年のアマ名人戦で優勝し、評価を不動のものにした。今大会は10年ぶり2回目の出場となったが、前回、97年の第20回大会はけがで欠場したので実質、初のトーナメント出場になる。

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△5二金まで 棋譜

23〜44手

  1. ▲5八金
  2. △3一玉
  3. ▲3七桂
  4. △4四歩
  5. ▲2九飛
  6. △8五歩
  7. ▲4八玉
  8. △5四銀
  9. ▲7七桂
  10. △7四歩
  11. ▲5六歩
  12. △4三銀
  13. ▲9六歩
  14. △3五歩
  15. ▲同 歩
  16. △2四銀
  17. ▲3六銀
  18. △1五歩
  19. ▲同 歩
  20. △同 銀
  21. ▲同 香
  22. △同 香

指了図・△1五同香まで

棋譜

 ▲7七桂と指したところで、山田選手の消費時間は3分。菊田選手は20分と大きく差が開いた。

 △4三銀で後手の陣形もぐんと引き締まった。次に△2二玉で囲いは完成だ。ところが菊田選手は▲9六歩をチラッとみただけで△3五歩。狙っていたのだ。以前右玉を指していた菊田選手は弱点も知っていたか。指し手は自信に満ちていた。

 解説の屋敷伸之九段も「大胆な仕掛け」と驚く。奇襲と見るか、無理筋と見るかは成り行きによって違ってくるが、山田選手は局後、無理攻めと見ていたと言う。

(玉虫)

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