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【深松真司】将棋の対局は、必ず勝ち負けがつくとは限らない。極めてまれに引き分けになる場合がある。代表的なのは「持将棋(じしょうぎ)」。そのルールに「入玉宣言法」という規定が新たに加わり、10月から適用される。どんな中身で、なぜ導入されることになったのか。
6月にあった日本将棋連盟の通常総会。一つの「法案」が全会一致で承認された。
「入玉宣言法」。プロの対局において相入玉(あいにゅうぎょく)の持将棋模様になった場合、最終的に決着をつけることができる規定だ。棋士らでつくる対局規定委員会が昨秋から、過去の実戦例も踏まえて協議を重ねてきた。
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朝日新聞将棋取材班
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