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2012年5月31日23時6分
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森内名人、攻めへ態勢着々 将棋名人戦第5局1日目

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写真:1日目の対局が終わり、封じ手を立会人の桐山清澄九段に手渡す羽生善治二冠(右)。奥は森内俊之名人=31日午後、京都市東山区、高橋一徳撮影拡大1日目の対局が終わり、封じ手を立会人の桐山清澄九段に手渡す羽生善治二冠(右)。奥は森内俊之名人=31日午後、京都市東山区、高橋一徳撮影

図:1日目指了図(47手目▲3四歩まで)拡大1日目指了図(47手目▲3四歩まで)

 森内俊之名人(41)に羽生善治二冠(41)が挑戦する第70期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の第5局は31日、京都市東山区のウェスティン都ホテル京都で始まり、午後6時31分、羽生挑戦者が48手目を封じて1日目を終えた。名人が攻めに向けた態勢を着々と整え、挑戦者はその攻撃の芽をつみながら反攻の機会をうかがう展開だ。

対局生中継はこちらから

 持ち時間9時間のうち、消費時間は名人4時間、挑戦者4時間5分。6月1日朝に再開し、同日夜までに終局する見込み。

 両者2勝2敗で迎えた本局は、挑戦者の誘いを名人が受けて立ち、今期初めて「横歩取(よこふど)り」の戦いとなった。昼食休憩の直前まで昨年の第69期第5局と同じ局面だったが、名人の37手目▲3七銀で別れを告げた。午後は両者が互いに1時間程度の長考を繰り返した。

 挑戦者の46手目△5二金が新工夫の一手。中央を手厚くして、先手の攻めを牽制(けんせい)した手だ。名人が47手目▲3四歩と攻勢を強めた局面で封じ手となった。

 副立会人で解説を務める山崎隆之七段は「今後は、互いに大駒をどう活用するかが見どころ」と話した。(佐藤圭司)

     ◇

 〈指し手〉先手・森内名人 ▲7六歩△3四歩▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7八金△3二金▲2四歩△同歩▲同飛△8六歩▲同歩△同飛▲3四飛△3三角▲5八玉△2二銀▲3八金△4一玉▲3六飛△8四飛▲8七歩△2四飛▲2八銀△5一金▲7五歩△8四飛▲8六飛△8五歩▲5六飛△6二銀▲3六歩△5四歩▲3五歩△4二角▲3七銀△5三銀▲4六銀△6四銀▲4五銀△5五歩▲2六飛△2三歩▲3七桂△5二金▲3四歩

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