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森内名人か羽生二冠か 将棋名人戦七番勝負8日開幕

2008年4月7日20時28分

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写真第66期名人戦七番勝負第1局の前夜祭で、決意を述べる森内俊之名人写真前夜祭で決意表明する挑戦者の羽生善治二冠=いずれも7日午後6時58分、東京都文京区の椿山荘、高橋洋撮影

 森内俊之名人(37)に羽生善治二冠(37)が挑戦する第66期名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第1局が8日午前9時から、東京都文京区の椿山荘で開幕する。森内名人は史上4人目の5連覇を、羽生挑戦者は通算5期の「永世名人」をかけた戦い。持ち時間は各9時間で、9日夜に終局する。

 今期は、朝日新聞社、毎日新聞社の共催になって初めての名人戦。第1局に先立って対局会場と同じ椿山荘で7日に前夜祭が開かれ、約350人が出席した。朝日新聞社の秋山耿太郎社長、毎日新聞社の北村正任社長、日本将棋連盟の米長邦雄会長、渡海紀三朗文科相らがそれぞれあいさつ。第1局の立会人を務める中原誠十六世名人や、十七世名人資格者の谷川浩司九段ら歴代名人8人が顔をそろえ、注目の対局盛り上げた。

 秋山社長は「伝統ある名人戦の主催に加えさせていただき、大変光栄に思っている。伝統の発展に寄与できるならこれに勝る喜びはない」とあいさつ。北村社長は「森内名人と羽生二冠の名人戦での対戦は今回5度目で、史上3位になる。時代の最強の棋士が最高の戦いを繰り広げるのが名人戦。現代の最高峰の戦いを多くの方に楽しんでほしい」と話した。米長会長や渡海文科相は、伝統文化としての将棋の普及の大切さを強調した。

 決意表明では、森内名人が「たくさんの言葉をいただき、名人戦への期待の大きさ、責任を強く感じた。これだけの人に集まっていただき、棋士冥利(みょうり)につきる。良い将棋、深い将棋を指したい」とあいさつ。羽生挑戦者は「この場に立って皆様の熱気を強く感じた。名人戦は400年以上の歴史と伝統があり、素晴らしい舞台に立てるのは棋士としての名誉であり、誇り。持てる力を出し切り、皆様方に喜んでいただける将棋を指したい」と話した。

 対局の指し手は有料の名人戦速報サイト(http://www.meijinsen.jp/)で速報するほか、アサヒ・コム(http://www.asahi.com/)でも随時、途中経過を伝える。

 大盤解説会も各地で開かれる。対局会場の椿山荘では8日午後2〜4時、9日随時〜終局。定員200人。2千円。東京・築地の朝日新聞東京本社2階読者ホールでは、9日午後6時〜終局まで、瀬川晶司四段が解説。無料。東京・千駄ケ谷の将棋会館などでも開かれる。

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