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羽生二冠3勝、名人位奪取に王手 将棋名人戦第4局

2008年5月21日21時23分

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写真名人戦第4局で勝利した羽生善治二冠。右は森内俊之名人=21日午後9時9分、名古屋市西区、加藤丈朗撮影

 森内俊之名人(37)に羽生善治二冠(37)が挑戦している第66期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の第4局は21日、名古屋市西区のホテル「ウェスティンナゴヤキャッスル」で指し継がれ、午後8時57分に先手番の羽生挑戦者が95手までで勝ち、対戦成績を3勝1敗とした。羽生挑戦者は名人位奪取まであと1勝。持ち時間9時間のうち残りは挑戦者4分、名人1分。第5局は6月5、6の両日、甲府市で。

 角交換から派手な立ち上がりを見せた1日目に比べ、2日目は一転、じりじりとしたにらみ合いが続く持久戦になった。封じ手の後手6四歩以降は羽生挑戦者が先手5六歩に49分、先手1八香に80分を消費。森内名人も後手1四歩に61分使うなど長考を繰り返し、午後6時の休憩の時点で、両者とも約8時間を消費しながら駒組みが続いていた。

 戦いが始まったのは午後6時40分過ぎ。形にとらわれない力強い指し回しを見せていた名人が、満を持して後手3五歩と仕掛けた。挑戦者も右桂を跳ねて反撃したことで、激しい終盤戦に突入した。

 解説の杉本昌隆七段は「名人の後手3五歩はかなり大胆な仕掛けだった。挑戦者の方は攻めたり受けたり、緩急自在の指し回しが目立ちました」と話した。(村上耕司)

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