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互いの主張譲らぬ応酬続く 将棋名人戦第6局1日目

2008年6月16日20時7分

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 森内俊之名人(37)に羽生善治二冠(37)が挑戦している第66期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の第6局は山形県天童市の天童ホテルで16日朝に始まり、同日午後6時30分、羽生挑戦者が47手目を封じて1日目を終えた。名人の妥協しない指し回しに挑戦者も強く応じ、互いに主張を譲らない手順が続いている。持ち時間各9時間のうち、消費は挑戦者4時間18分、名人3時間44分。17日午前9時から指し継ぎ、夜までに終局する見通し。

 挑戦者の先手で相懸かりとなった本局。途中まで前例のある形で進んでいたが、先手6六角に対する名人の後手8二飛(36手目)が検討陣を驚かせた。後手がつぶされると思われていた手だけに、受け止める自信がなければ指せない大胆な一手だ。挑戦者も後に引けないとばかりに63分の長考で先手4五銀と仕掛け、早くも小競り合いが始まった。

 名人が指しづらいと思われていた局面からの後手9二角も決断の一手。狙いが単発のため、今後はこの角が働くかどうかが問われることになる。

 解説の森下卓九段は「森内さんがひねった手順を繰り出し、羽生さんを自分の土俵に引き込んでいる。先手に不満はないと思うが、焦点の見えない混沌(こんとん)とした局面です」と話した。(村上耕司)

    ◇

 指し手は有料の名人戦サイト(http://www.meijinsen.jp/)で速報するほか、アサヒ・コムでも随時、途中経過を伝えます。

 大盤解説会は天童ホテルで17日午前11時〜終局(途中休憩あり)、森下卓九段と阿久津主税六段が解説。先着150人。入場料千円。東京・築地の朝日新聞東京本社2階読者ホールでは17日午後6時〜終局、豊川孝弘六段が解説。無料。ほかに東京・千駄ケ谷の将棋会館、大阪市福島区の関西将棋会館などでも開かれる。

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