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森内九段が先勝 将棋名人戦第1局

2011年4月8日

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写真:第1局で羽生善治名人(手前)に勝ち、対局を振り返る森内俊之九段=8日夜、東京都文京区の椿山荘、伊藤進之介撮影拡大第1局で羽生善治名人(手前)に勝ち、対局を振り返る森内俊之九段=8日夜、東京都文京区の椿山荘、伊藤進之介撮影

図:終了図(95手・▲6一竜まで)拡大終了図(95手・▲6一竜まで)

図:途中図(74手・△7四銀まで)拡大途中図(74手・△7四銀まで)

写真:棋士でにぎわう検討室。左から片上大輔六段、広瀬章人王位、木村一基八段、谷川浩司九段。手前は鈴木大介八段=東京都文京区の椿山荘、佐藤圭司撮影拡大棋士でにぎわう検討室。左から片上大輔六段、広瀬章人王位、木村一基八段、谷川浩司九段。手前は鈴木大介八段=東京都文京区の椿山荘、佐藤圭司撮影

写真:封じ手のオークション風景。右から三浦弘行八段、鈴木大介八段、さかもと未明さん=東京都文京区の椿山荘、佐藤圭司撮影拡大封じ手のオークション風景。右から三浦弘行八段、鈴木大介八段、さかもと未明さん=東京都文京区の椿山荘、佐藤圭司撮影

写真:封じ手。封筒の上の部分を切り落とさないのが、最近の流行だそうだ。拡大封じ手。封筒の上の部分を切り落とさないのが、最近の流行だそうだ。

写真:封じ手の開封後、42手目を指す羽生善治名人(右)。左手前は森内俊之九段、奥は立会人の谷川浩司九段=8日午前8時59分、東京都文京区の椿山荘拡大封じ手の開封後、42手目を指す羽生善治名人(右)。左手前は森内俊之九段、奥は立会人の谷川浩司九段=8日午前8時59分、東京都文京区の椿山荘

◇挑戦者の森内九段が先勝

 東京都文京区の椿山荘で7日から指されていた第69期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催)第1局は8日午後8時42分、先手番で挑戦者の森内俊之九段(40)が羽生善治名人(40)に95手で先勝した。持ち時間9時間のうち、残りは森内九段5分、羽生名人9分。第2局は4月20、21の両日、静岡県浜松市で指される。

 終局後、勝った森内九段は「右側の駒が働かない展開になってしまった。ある程度、考えていた順だが、あまりうまくいかなかった。我慢して指すしかない、と思っていた。(84手目)△5三角と打ってもらって、良くなったと思った。(先勝したが)この調子でやっていきたい」と話した。負けた羽生名人は「封じ手の42手目△7五歩のあたりは、うまく手が出来ないか、と思ったが、ちょっと攻めが軽かったですかね。もうちょっと攻め方を工夫する必要があったような気がします。(黒星スタートになったが)次、また頑張ります」と話した。

 詳しい指し手は有料の名人戦速報サイト(http://www.meijinsen.jp/)で速報しています。

◇再開

 午後6時半、対局が再開した。この時点で残り時間は森内九段72分、羽生名人68分。いよいよ大詰めが近づいている。三浦八段は「森内九段が攻め込んでいます。羽生さんがどう受けるか、よく分からないのですが……」と話した。

◇最後の休憩入り

 午後6時、30分間の休憩に入った。両対局者は軽食を摂(と)り、夜戦に臨む。この先は休憩時間は無い。対局室からそれぞれの控え室に向かう2人の顔には、うっすらと疲れがこびりついて見えた。

 大盤解説を聴きに訪れたお客さんは現在、約180人。立ち見の人もいる。気分転換に、椿山荘自慢の日本庭園を散策する人もチラホラ。桜が見事に咲き誇っている。

◇再開

 午後1時半、対局が再開した。

◇昼食休憩入り

 午後0時半、挑戦者の森内九段が51手目を考慮しているところで、昼食休憩に入った。午前9時に2日目が始まってから、封じ手を含めて、まだ9手しか指されていない。大事な大事な中盤戦だ。

◇封じ手、チャリティーオークションに

 封じ手は、2日制の対局では必須アイテム。1日目の最後の指し手を実際には指さず、封じ手用紙に記入し、2日目朝に開封し、対局を再開する。

 封じ手は2通あり、一通は立会人の谷川九段が保管し、もう一通は宿泊中のホテルの金庫で保管されていた。

 両対局者、立会人、副立会人の直筆サインが入った貴重品。通常は、対局場や盤駒提供者に感謝を込めて記念の品として贈られる場合が多いという。

 本日8日午後2時から椿山荘で開かれる大盤解説会で、封じ手1通がチャリティーオークションにかけられることが急きょ決まった。異例なことだ。売り上げは東日本大震災の被災者に贈られる。

◇封じ手は△7五歩

 羽生善治名人(40)に森内俊之九段(40)が挑む第69期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催)第1局は8日午前、東京都文京区の椿山荘で再開された。

 羽生名人は7日夕、73分の長考で42手目を封じていた。8日午前9時前、立会人の谷川浩司九段が開き、読み上げた封じ手は「△7五歩」。対局が再開された。

 封じ手△7五歩について、副立会人で朝日新聞解説の三浦弘行八段は「私は△9五歩を予想していました。△7五歩以下は激しい展開が予想されます。▲同歩には△5五角と打つか、△6五桂と跳ねるか。どちらでも激しくなります」と解説。本局の行方を「6割がた、早く終わっちゃいますね。どちらかが、すでに倒れてるはずなんで。羽生名人の攻めがつながるかどうかが見どころ。無理気味ですが、先手の陣形も良くないので、その兼ね合いがどうなのか、といったところです」と話している。

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