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2012年6月13日21時17分
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将棋名人戦、森内名人が防衛 第6局制し4勝2敗

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写真:名人戦第6局で名人位を防衛した森内俊之名人=13日午後8時56分、北九州市小倉北区、藤脇正真撮影拡大名人戦第6局で名人位を防衛した森内俊之名人=13日午後8時56分、北九州市小倉北区、藤脇正真撮影

写真:名人戦第6局の対局を終えた羽生善治二冠(右)と森内俊之名人(左)=13日午後9時2分、北九州市小倉北区、藤脇正真撮影拡大名人戦第6局の対局を終えた羽生善治二冠(右)と森内俊之名人(左)=13日午後9時2分、北九州市小倉北区、藤脇正真撮影

図:1日目指了図(74手目△2三同玉まで)拡大1日目指了図(74手目△2三同玉まで)

図:終了図(106手目△8五桂まで)拡大終了図(106手目△8五桂まで)

 北九州市のホテルニュータガワで指されていた第70期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の第6局は13日午後8時33分、森内俊之名人(41)が挑戦者の羽生善治二冠(41)を106手で破り、シリーズ成績を4勝2敗として防衛した。名人位は通算7期目で、羽生挑戦者と並んで歴代4位タイ。

 羽生挑戦者は名人位を奪取すれば、大山康晴十五世名人(故人)を抜いてタイトル獲得が史上最多の通算81期となるところだったが、成らなかった。

 昨年名人位に返り咲いた森内名人に羽生挑戦者が挑み、2年連続7回目の顔合わせとなった。第5局までは主導権を握りやすい先手番が制し、交互に白星を挙げる展開。第6局は、中盤で受けに回っていた後手の森内名人がうまく反撃に転じ、終盤の際どい攻め合いを制した。持ち時間各9時間のうち残りは挑戦者9分、名人23分だった。

 羽生挑戦者はA級順位戦を9戦全勝して挑戦を決めた。「挑戦者有利」と見る向きも多い中、森内名人は相性のいい名人戦七番勝負で強さを見せつけた。

 森内名人は横浜市出身。16歳でプロデビューし、2002年に初タイトルとなる名人位を得た。07年には通算5期を獲得。十八世名人(永世名人)を名乗る資格を羽生挑戦者より1年先に得た。タイトル獲得は通算10期目。(村瀬信也)

 森内名人の話 最後までいいという感じではなかった。終わったばかりで実感はわかないが、結果を出せて良かった。

 羽生挑戦者の話 △7五歩(80手目)でちょっと悪くなったと思った。(七番勝負を振り返って)残念だが、力が足りなかった。

     ◇

 〈2日目の指し手〉先手・羽生挑戦者 ▲2一飛成(封じ手=75手目)△2二金▲5一竜△3二金右▲6九銀△7五歩▲同銀△7六歩▲3三歩△同金直▲6三と△3八桂成▲5三と△4九成桂▲5四と△5九角成▲6八銀△6七歩成▲5九銀△7七歩成▲9七玉△9五歩▲9一角成△7六飛▲8六桂△同歩▲同銀△7五桂▲8九香△7八と左▲5五馬△8五桂(終了図)までで森内名人の勝ち。

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