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< 第22回朝日オープン将棋選手権 五番勝負第4局 >
  先手 ▲深浦康市 選手権者     対   後手 △羽生善治 名人

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1〜20手

▲2六歩
△3四歩1
▲7六歩1
△3二金1
▲7八金5
△8四歩2
▲2五歩=図
△8八角成1
▲同 銀
△2二銀
▲3八銀1
△3三銀1
▲6八玉13
△7二銀1
▲4六歩
△6四歩1
▲4七銀
△6三銀
▲7七銀
△4二玉

▲2五歩まで

棋譜

指了図・△4二玉

棋譜

変 え た

 深浦選手権者が羽生名人にカド番に追い込まれて迎えた第4局は7日、静岡県伊東市の「わかつき別邸」で指された。

 ここまでの3局は両者の意地もあってか最先端の「8五飛戦法」を繰り返した。そして、いずれも先手が勝った。後手番ながらここで奪取を決めたい羽生が本局でどんな戦法を採るのか。それが序盤の注目点である。

 羽生は変えた。図から△8五歩とすれば4度目の「8五飛戦法」が予想された。しかし、1分の少考で△8八角成。いま流行しかかっている「後手番1手損作戦」だ。羽生が指すのは初めて。ふたりのこれまでとは違う戦いを見たかった記者は大歓迎である。

 両対局者に、大内延介九段(立会人)、伊藤真吾三段(記録係)らを加えた一行は前日午後、そろって現地入りした。対局室や盤、駒をまず確かめ、そのあと関係者だけの内輪の夕食会で英気を養った。

 当日は午前10時、大内九段の合図で対局開始。深浦、羽生とも落ち着いた和服姿で指し手を進める。対局室の窓外は新緑で覆われていた。 [次の譜へ]

(青)

2004年6月11日


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