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< 第22回朝日オープン将棋選手権準決勝第1局 >
  先手 ▲三浦弘行 八段     対   後手 △山崎隆之 五段

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1〜23手

▲7六歩
△8四歩4
▲6八銀
△3四歩
▲6六歩
△6二銀
▲5六歩
△5四歩1
▲4八銀
△5三銀3
▲5八金右1
△8五歩11
▲7七銀
△5五歩=図
▲5七銀2
△5四銀6
▲7八金
△4二銀6
▲6九玉3
△3二金18
▲2六歩1
△4一玉5
▲2五歩4

△5五歩まで

棋譜

指了図・▲2五歩

棋譜

独創の山崎

 関西期待の山崎五段(23)が、今年も準決勝に勝ち上がってきた。2年連続のベスト4は、その力が並でないことを証明している。

 2月24日、山崎が上京し、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指された。

 三浦八段は対局が始まる午前10時直前に、右手にネクタイを握って現れた。髪が寝癖でゆがんでいた。急いでネクタイを締めて、対局開始。

 ふたりの公式戦はこれまで1局だけある。3年前の本棋戦のベスト32で対戦し、先手番の山崎が得意の「角換わり腰掛け銀」で快勝している。山崎は、本局もその再現をねらっていたが、後手番になったため、三浦の矢倉模様に追随した。

 しかし、「定跡が嫌い」という山崎は普通には指さない。14手目に早くも△5五歩(図)と突っかけた。02年の早指し新鋭戦の決勝で用いて勝った手だ。他にまねする棋士はなく、独創的な“山崎流”のひとつだ。

 5筋で歩がぶつかったまま駒組みが進み、指了図に。放置すれば▲2四歩から先手にだけ飛車先の歩を交換される。 [次の譜へ]

(佐々木賢介)

2004年4月2日


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