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< 第22回朝日オープン将棋選手権準決勝第2局 >
  先手 ▲羽生善治 名人     対   後手 △郷田真隆 九段

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1〜26手

▲7六歩
△8四歩
▲2六歩
△8五歩
▲7七角
△3四歩
▲8八銀
△3二金
▲7八金
△7七角成
▲同 銀
△4二銀
▲3八銀
△7二銀
▲9六歩
△9四歩=図
▲4六歩1
△6四歩
▲4七銀
△6三銀
▲6八玉
△1四歩
▲1六歩
△5四銀
▲5六銀1
△4四歩

△9四歩まで

棋譜

指了図・△4四歩

棋譜

羽生という棋士

 一体、羽生の調子はいいのか悪いのか。ファンをやきもきさせながら、それでもなんとか大一番まで勝ち上がってくるのが今の羽生である。とにかく、忙しいことだけは相変わらずだ。2月28日に行われた本局の前日も島根の王将戦から帰ってきたばかり。その王将戦では森内竜王に3敗目を喫し、タイトル陥落の危機を迎えている。

 よく勝ってはいるが、目立つところでよく負ける。だから不調説も流れるわけだが、まだ30代前半の羽生の活躍がこんなところで停滞するとも思えない。タイトルを失っても、すぐに次の目標に向かって進むのが羽生という棋士であろう。準決勝。挑戦まであと2勝。この対局も大きい。

 対戦相手の郷田は静かな顔で現れた。この人は四段でタイトル戦に出てきた時からこうだ。あえて気合は表に出さない。だが、内面は燃えすぎるくらいに燃えている。

 振って羽生の先手に。後手になった郷田は猛烈な勢いで序盤の駒組みを進めた。角換わり腰掛け銀。最初から決めてきた作戦だろう。 [次の譜へ]

(青)

2004年4月9日


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