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< 第23回朝日オープン将棋選手権本戦第2局 >
  先手 ▲藤井猛 九段     対   後手 △木村一基 七段
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1〜28手

▲7六歩1
△3四歩
▲6六歩1
△8四歩
▲6八飛1
△6二銀
▲1六歩
△5四歩
▲3八銀2
△4二玉
▲7八銀1
△3二玉
▲7七角
△5三銀2
▲1五歩9
△5二金右2
▲6七銀1
△8五歩
▲4八玉1
△3三角3
▲3九玉
△2二玉2
▲8八飛1
△4四歩1
▲7八金21
△2四角9
▲5八銀
△6四歩5

△8五歩まで

棋譜

指了図・△6四歩

棋譜

一流棋士の勘

 竜王3連覇の実績を持つ藤井九段と通算勝率7割以上の木村七段の対戦。本戦1回戦屈指の好カードである。

 この対局の数日前、木村と飲む機会があった。「せっかく予選を抜けたのだから朝日は頑張ります」と木村。「目標はベスト4以上」と言う。

 その場を盛り上げようというサービス精神もあっただろうが、本当に自信もあるのだと思う。4月からこの対局までの成績が15勝7敗。これでも例年のペースより悪いくらいなのだ。

 10月1日。引き締まった空気の中で対局は始まった。図から▲5八金左が藤井システムの定跡だが、藤井は▲4八玉から向かい飛車に変化した。

 「がっかりした」と木村。前日までずっと藤井システム対策を研究していたらしい。「狙われているような気がして」と藤井。一流棋士の勘はさすがに鋭い。 [次の譜へ]

(青)

2004年12月17日


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