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< 第23回朝日オープン将棋選手権本戦第4局 >
  先手 ▲鈴木大介 八段     対   後手 △中村修 八段
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1〜26手

▲7六歩
△3四歩
▲7五歩
△6二銀2
▲7八飛
△6四歩
▲6六歩3
△6三銀
▲6八銀
△4二玉1
▲4八玉
△3二玉
▲5八金左
△8四歩
▲6七銀
△8五歩1
▲7六飛=図
△1四歩
▲9六歩1
△9四歩3
▲3八玉
△8四飛6
▲9七角9
△5二金右1
▲2八玉1
△1五歩

▲7六飛まで

棋譜

指了図・△1五歩

棋譜

譲り合い

 同じ寅(とら)年生まれ。30歳の鈴木八段と11月に42歳になる中村八段が本戦初戦で顔を合わせた。

 10月7日、東京・将棋会館。鈴木は定刻の10分前にウーロン茶の2リットル入りペットボトルを抱えて入室。まもなく中村が現れ、下座にいる鈴木に上座へ移るよう促した。

 順位戦は中村がB級1組で、序列ではA級の鈴木の方が上。だが中村は鈴木が奨励会三段の時の幹事。タイトル経験もある先輩を前に上座にいては落ち着かない。鈴木は当然のように申し出を固辞し、小さな席の譲り合いはすんなり収まった。

 記録の和田真治三段の振り駒はと金が3枚。先手を握った鈴木は3手目に▲7五歩と伸ばして石田流を明示、中村は△6二銀〜△6三銀と手堅く受ける。図では△6五歩もあるが▲7七角△6六歩▲同銀△5四銀▲5六歩で一局。中村は開戦を見送り、穏やかな駒組みを選んだ。 [次の譜へ]

(村上耕司)

2004年12月31日


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