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< 第23回朝日オープン将棋選手権本戦第10局 >
  先手 ▲森内俊之 三冠     対   後手 △中田宏樹 七段

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1〜32手

▲7六歩
△8四歩
▲6八銀
△3四歩
▲6六歩
△6二銀
▲5六歩
△5四歩
▲4八銀
△4二銀
▲5八金右
△3二金
▲7八金2
△4一玉
▲6九玉
△5二金1
▲7七銀
△3三銀
▲7九角
△3一角
▲3六歩
△4四歩
▲6七金右
△7四歩
▲3七銀=図
△6四角
▲6八角
△4三金右
▲7九玉
△3一玉
▲8八玉
△2二玉

▲3七銀まで

棋譜

指了図・△2二玉

棋譜

初戦から強敵

 この1年に竜王・王将・名人を手にし、昨年度最優秀棋士賞に輝いた森内三冠の登場である。相手は予選勝ち上がり組の中田七段。これまでは森内が9勝3敗と大きく勝ち越しているが、2年前の竜王戦決勝トーナメントでは中田が勝っている。

 ひと月ほど前、森内に本戦の抱負を聞いたら、「初戦から強敵です」。対戦成績からは見えない中田の強さを森内が一番知っているようだった。

 10月29日、東京・将棋会館の特別対局室。記録の西村尚通2級が歩を5枚とり、両手でしゃかしゃか振る。両者目を閉じていたが、駒の落ちた音を聞いた森内はちらっと振り向き、歩が3枚出たことを確認した。

 譜は矢倉▲3七銀戦法の平凡な立ち上がり。まだ大荒れの雰囲気は感じられない。 [次の譜へ]

(村上耕司)

2005年2月11日


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