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< 第23回朝日オープン将棋選手権本戦第16局 >
  先手 ▲山崎隆之 六段     対   後手 △村山慈明 四段
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1〜27手

▲2六歩1
△3四歩1
▲7六歩4
△3二金
▲7八金1
△8四歩
▲2五歩=図
△8五歩4
▲2四歩
△同 歩
▲同 飛
△8六歩
▲同 歩
△同 飛
▲3四飛
△3三角1
▲3六飛
△2二銀1
▲8七歩
△8五飛1
▲2六飛
△4一玉
▲4八銀1
△6二銀4
▲3六歩
△5一金
▲3七桂2

▲2五歩まで

棋譜

指了図・▲3七桂

棋譜

気合の一局

 東西の若手同士、屈指の好カードである。

 山崎六段は昨年ベスト4の実績で本戦シード。この対局の8日前に勝ち星規定(五段昇段後120勝)により六段に昇段した。前回は挑戦権まであと一歩のところで羽生善治選手権者に敗れた。その羽生に昨年秋の座談会で、「本命」に挙げられた山崎。期待に応えるためにも「1回戦では負けられない」と気合を入れて臨んだのだった。

 対する村山四段は本棋戦初出場ながら予選を勝ち抜いて本戦入り。予選では今泉健司アマ、野月浩貴六段、中座真五段、室岡克彦七段を破った。

 11月26日、村山が大阪に遠征しての対局。記録の福間貴斗初段の振り駒は歩が3枚で山崎の先手と決まった。3手目の消費時間4分は山崎が席を外していた時間。風邪をひいているのか脇にティッシュ箱を置き、しきりに鼻をかんでいる。

 図の局面で△8八角成なら1手損角換わり。村山は迷ったあげく、△8五歩で横歩取りの戦形を選んだ。 (村上耕司) [次の譜へ]

2005年04月01日


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