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< 第23回朝日オープン将棋選手権本戦第17局 >
  先手 ▲鈴木大介 八段     対   後手 △中田宏樹 七段
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1〜18手

▲7六歩
△3四歩
▲1六歩
△8四歩
▲5六歩
△8五歩
▲5八飛
△4二金5
▲5五歩
△8六歩
▲同歩
△同飛=図
▲7八金1
△6二銀
▲8七歩
△8二飛
▲4八玉
△4一玉

△8六飛まで

棋譜

指了図・△4一玉

棋譜

一触即発

 振り駒が終わって対局が始まるまでの5分間、両者は今、駒を並べ終えたばかりの盤面をじっとにらみ続けていた。戦いはすでに始まっているのだ。やがて午前10時。ピンと張り詰めた空気の中で対局が始まった。

 先手鈴木の作戦は角道を止めない中飛車。出だしから一触即発の場面を迎えるこの戦型は最近の鈴木が最も得意とするものだ。無論、中田もこれを予期していたはず。8手目の△4二金が研究のあとをうかがわせる。

 図の△8六同飛に▲5四歩と突き出す強手がある。以下△5四同歩▲2二角成△同銀▲7七角△8九飛成▲2二角成△5五桂という大決戦になるのだが、そうなった時に後手の△4二金型が、よくある△5二金右型より受けに利いているというのが中田の主張だ。

 「3一銀の活用が難しいこともあって、後手の△4二金は最近では珍しい。一般的にはやや損な手と見られています。先手の▲7八金では▲5四歩もあるが、じっくり指せば△4二金が悪形になると見ている。鈴木八段は他の形でもいつも▲7八金と上がっています」と解説の木村一基七段。

 指了図まで、あっという間に進んだ。 (青) [次の譜へ]

2005年04月08日


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