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< 第23回朝日オープン将棋選手権本戦第18局 >
  先手 ▲松尾歩 五段     対   後手 △三浦弘行 八段
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1〜26手

▲2六歩1
△3四歩
▲7六歩
△4四歩
▲2五歩6
△3三角
▲4八銀
△9四歩
▲5八金右
△9五歩
▲6八玉
△2二飛
▲7八玉
△6二玉=図
▲3六歩18
△3二銀2
▲3七銀
△4三銀
▲2六銀8
△3二金20
▲5六歩16
△7二玉12
▲3五歩8
△4五歩7
▲3四歩4
△同 銀

△6二玉まで

棋譜

指了図・△3四銀

棋譜

今年こそ

 昨年度の本棋戦では、三浦八段は本戦準決勝で山崎隆之六段に負けている。松尾五段は1回戦で藤井猛九段を倒したが、2回戦で羽生善治・現選手権者に負けている。

 20歳の渡辺明六段がビッグタイトル・竜王を奪取したのは若手に及ぼす心理的影響が大きく、今年は、将棋界の覇権争いの大きな節目の年になるだろうと思う。

 30歳の三浦と24歳の松尾。「今年こそ自分も」と期する所があるはずだし、特に渡辺の兄弟子で羽生の研究相手をつとめる松尾は最近やや不振だし、大敵・三浦とは初手合わせ。ぜひとも勝ちたい一番だったろう。

 両者とも研究熱心でどんな戦型もこなす万能型だから、序盤から駆け引きが見られた。居飛車穴熊をけんせいする端の突き越しから向かい飛車にした三浦だが、左銀をくぎ付けのままで△6二玉は誘いのすきか?

 この図では、角頭を攻める棒銀を考えたくもなる。棒銀の実戦経験がほとんどない松尾だが18分の熟慮で決断し、▲3六歩以下の速攻に出た。 (東 公平) [次の譜へ]

2005年04月15日


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