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< 第23回朝日オープン将棋選手権本戦第19局 >
  先手 ▲佐藤康光 棋聖   対   後手 △島朗 八段
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1〜22手

▲7六歩
△3四歩
▲2六歩
△8四歩
▲2五歩
△3二金
▲7八金=図
△8八角成
▲同 銀
△2二銀
▲3八銀
△3三銀
▲7七銀2
△7二銀1
▲4六歩
△6四歩
▲4七銀
△6三銀
▲6八玉
△5二金
▲5八金
△4二玉4

▲7八金まで

棋譜

指了図・△4二玉

棋譜

研究家と実戦派

 大舞台の経験も豊富な実力者同士。ともに基本は居飛車党だが、棋風は微妙に違う。「力は知識の集積」と書く島八段は将棋界でも指折りの研究家で、理論派でもある。佐藤棋聖は指し手の勢いを重視し、中終盤の鋭い踏み込みに定評がある。本局は研究家と実戦派の対決ともいえる。

 今月13日午前10時から東京の将棋会館で指された。先に来た島が、除菌スプレーを取り出し、座布団にかける。座る前にごみが落ちていないか、将棋盤の周囲に目を配るのも対局前のいつもの“儀式”だ。まもなく佐藤も現れ、こちらは無造作に上座に着いた。

 記録係の戸辺誠三段の振り駒で佐藤が先手番に。両者ノータイムで図の局面に進む。ここで後手8五歩なら横歩取りの将棋になるが島は後手8八角成と「1手損角換わり」を選んだ。

 最近の流行戦法で、先後どちらが有利か、まだ結論は出ていない。研究家で好奇心の強い島には、後手番で試してみたい手があった。

 指了図は駒組みの途中で、後手の飛先の歩が1手遅れている以外は先後同形。 (佐々木賢介) [次の譜へ]

2005年04月22日


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