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< 第23回朝日オープン将棋選手権予選第11局 >
  先手 ▲南芳一 九段     対   後手 △小林健二 九段

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1〜28手

▲7六歩
△3四歩
▲2六歩
△4四歩
▲4八銀
△3二銀
▲5六歩
△4二飛
▲6八玉
△6二玉
▲7八玉
△7二玉
▲5八金右
△8二玉
▲5七銀1
△9二香
▲7七角1
△4三銀
▲8八玉
△9一玉
▲7八銀=図
△8二銀
▲8六歩
△7一金
▲8七銀
△5二金
▲7八金
△6二金寄1

▲7八銀まで

棋譜

指了図・△6二金寄

棋譜

十八番の布陣

 7月29日。関西将棋会館。額の汗をぬぐいながら対局室に入ると、クーラーがほどよく利いて気持ちがいい。

 南九段はもう到着して下座に座っていた。棋聖、棋王、王将と、過去何度もタイトルを獲得した実力者だが、無冠になったら先輩に上座を譲るのが将棋界の伝統である。

 しばらくして元気なあいさつとともに小林九段が登場。最近の小林は和服を着て対局することが多いが、きょうは珍しく紺のブレザーにループタイという身軽な格好。席につくと一礼して駒箱に手をかける。将棋ファンならよくご存じのように駒を取り出すのは上位者の役目だ。

 葉秀明初段の振り駒は「と」が3枚。南の先番が決まった。すらすらと指し手が進み、小林は四間飛車から穴熊に。南は左美濃から銀冠に組み替え、両者十八番の布陣が出来上がった。 [次の譜へ]

(遊)

2004年10月8日


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