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< 第23回朝日オープン将棋選手権予選第16局 >
  先手 ▲高野秀行 五段     対   後手 △松尾歩 五段

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31〜56手

▲6六歩3
△7五歩8
▲同 歩
△8五飛
▲6七銀
△7五飛
▲3六歩8
△5二金13
▲3七銀6
△6四歩4
▲7六歩19
△7四飛2
▲3五歩2
△6五歩31
▲4六銀10
△7三桂3
▲3七桂19
△8六歩25
▲同 歩1
△5六歩6
▲同 歩7
△6六歩
▲同 角
△5七歩9
▲同 銀2
△6五桂

△7四歩まで

棋譜

指了図・△6五桂

棋譜

受けに回る

 奨励会生活約13年半。25歳で四段昇段という遅咲きの高野だが、プロになってからじわじわと成長してきた。平成15年度の竜王戦では、ランキング6組で優勝して5組昇級。プロ5年目の昨年は通算100勝を達成して五段昇段も果たした。

 「将棋は本格派。意外にしぶとい」と棋士仲間の評。ついでに言うと、ゴルフは始めて1年足らずで100を切った。意外に?といっては失礼だが、運動神経もいい。

 図から▲6六歩が高野の棋風。金銀の厚みを築いて受けに回ろうというのだ。7筋の歩の交換を許すのは普通は損だが、「それで一番やってみようと思った」と言う。

 誘われた松尾も攻める方針を固めた。△6五歩に▲同歩は△7三桂で調子がつく。▲3七桂に△8六歩と打って、いよいよ全面攻撃の開始だ。

 △6六歩の取り込みに▲同銀は△7六飛▲6七玉の瞬間、△8七歩のたたきが利く。これは先手も気持ちが悪い。実戦の▲同角には△5七歩の王手。桂をさばいて後手好調に見えるが。 [次の譜へ]

(青)

2004年11月19日


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