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< 第24回朝日オープン将棋選手権 開幕戦 >

  6月4日 東京将棋会館・関西将棋会館

別ウインドウで開きますアマプロ戦 フォトギャラリー

展望 | 組み合わせ | アマ対プロ成績

アマプロ戦対局 棋譜再生一覧
[東京対局]
別ウインドウで開きます●小関健太アマ 対 大平武洋四段○
別ウインドウで開きます●瀬川晶司アマ 対 片上大輔四段○
別ウインドウで開きます●武田俊平アマ 対 西尾明四段○
別ウインドウで開きます●天野高志アマ 対 広瀬章人四段○
別ウインドウで開きます○宮崎博文アマ 対 上野裕和四段●
別ウインドウで開きます○桐山隆アマ 対 金沢孝史四段●
別ウインドウで開きます●金内辰明アマ 対 長岡裕也四段○
[大阪対局]
別ウインドウで開きます●鰐渕啓史アマ 対 村田智弘四段○
別ウインドウで開きます●伊ケ崎博アマ 対 安用寺孝功四段○
別ウインドウで開きます○吉田正和アマ 対 阪口悟四段●
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プロ戦初対局で勝利をあげた宮崎アマ

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今年も初戦を突破した桐山アマ。自然と顔がほころんだ

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終局後、感想戦を行う長岡四段。淡々とした口調にも、勝負を終えたばかりの熱がこもる

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感想戦で対局を振り返る瀬川アマ。黙ったまま盤を見つめる時間が長かった

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阪口四段の反撃を封じ、勝利をおさめた吉田アマ

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対局が佳境を迎え、歩く場所もなくなるほど棋士が集まった控え室。米長邦雄会長も姿を見せた

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対局が終わり、別室で感想戦を続ける大平四段(右)と小関アマ(左)

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大盤解説会は関西(上)、東京(下)とも大勢のファンが集まり、賑わいをみせた

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大勢の棋士が集まり、熱気を帯びてきた東京対局の検討室

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対局を見学に来た台東区立根岸小の3人(左奥)は、息をのんで対局を見ていた

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【途中図】安用寺四段−伊ケ崎アマ(53手まで)

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【途中図】天野アマ−広瀬四段(48手まで)

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【途中図】瀬川アマ−片上四段(41手まで)

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昼食休憩の静寂に包まれる吉田−阪口戦の盤面

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プロ棋士たちの昼食は、とろろせいろそば、もりそば、茶そばの3品。写真はとろろせいろ

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長岡四段(手前)と金内アマの対戦が始まった

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プロアマ一斉対局が始まった対局室。手前は天野アマ(左)と広瀬四段(右)

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関西将棋会館の対局。鰐渕アマ−村田四段(上)、伊ケ崎アマ−安用寺四段(中)、阪口四段−吉田アマ(下)

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桐山アマ―金沢四段

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宮崎アマ―上野四段

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二手目を指す片上四段

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対局の合図があっても、天野アマはすぐには初手を指さず、しばらく目をつぶっていた

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対局開始前、端然と座して対局相手の片上四段を待つ瀬川アマ

【東京】 吉田・朝日アマ名人の将棋に「インパクト」

 開幕戦で勝利を収めたアマチュアは3人。予選2回戦では以下の対戦が予定されている。

 【5組】宮崎博文アマ−宮田敦史五段
 【7組】桐山隆アマ−小野修一八段
 【14組】吉田正和アマ−浦野真彦七段

 すべての対局が終了した後も、東京の控え室では対局者をまじえて棋譜検討が続けられている。

 渡辺竜王に感想を問うと、「(プロ7勝、アマ3勝の結果は)どちらとももう1勝したかったのではないでしょうか。いちばんインパクトがあったのは▲吉田アマ−△阪口四段です。吉田さんは玉が薄くてまとめにくい将棋をよく勝ちきりました」とのことだった。

2005年06月04日 18時47分


◇   ◇   ◇

【東京】 プロ7勝、アマ3勝 全対局が終了

 最後まで残った▲武田アマ−△西尾四段戦は午後6時5分、120手で西尾四段の勝ちとなった。消費時間は武田、西尾ともに2時間59分。

 最終成績は昨年と同じく、プロ7勝、アマ3勝となった。

2005年06月04日 18時15分


◇   ◇   ◇

【東京】 アマが盛り返し3勝目 桐山アマが接戦制す

 ▲金沢四段−△桐山アマ戦は午後5時40分、110手で桐山アマの勝ちとなった。消費時間は金沢2時間59分。桐山2時間54分。

 控え室では一時アマ側は1勝にとどまるかとも言われていたが、昨年と同じ3勝目をあげた。

 残る▲武田アマ−△西尾四段戦は、西尾四段よしとの評判だ。

2005年06月04日 17時55分


◇   ◇   ◇

【東京】 宮崎アマが競り勝ち アマが2勝目

 ▲宮崎アマ−△上野四段戦は午後5時29分、97手で宮崎アマの勝ちとなった。消費時間は宮崎2時間48分。上野2時間59分。

 現在までの成績は、プロ6勝、アマ2勝。

 残るは東京の▲金沢四段−△桐山アマ戦、▲武田アマ−△西尾四段戦の2局となった。

2005年06月04日 17時48分


◇   ◇   ◇

【関西】 最後の1局は、村田四段が制す

 関西で唯一残っていた▲鰐渕アマ−△村田四段戦は106手目△4九角までで後手の村田四段が勝った。投了図は△3七歩成を受ける適当な手段がなく、後手玉に迫る順もない。

 終局直後に行なわれたインタビューでは、両者ともに序盤は鰐渕指しやすしの形勢判断だった。村田四段が棋勢好転を感じたのは△8一竜(72手目)。鰐渕アマも「うまく攻め切れるかと思ったが頑強に受けられ、逆にこちらが受ける展開になった」と語っていた。しかしインタビューの最後には「プロは強かったです」と満足そうな笑顔で感想を述べた。

 終局時間は午後5時13分。残り時間は▲鰐渕アマ13分、△村田四段10分。勝った村田四段は、2回戦で南芳一九段と対戦する。

 これで関西の対局は全て終了した。

2005年06月04日 17時40分


◇   ◇   ◇

【東京】 プロ大勝の勢い

 ▲金内アマ−△長岡四段戦は午後5時10分、120手で長岡四段の勝ちとなった。消費時間は金内2時間40分。長岡2時間51分。

 また関西からは村田四段の勝ちも伝えられた。

 現在までに東京4局、関西3局が終わり、プロ側から見れば6勝1敗。プロ大勝の勢いである。

2005年06月04日 17時28分


◇   ◇   ◇

【東京】 プロ優勢に控え室は「ホッとした雰囲気」

 午後5時を過ぎた。感想戦を終え、控え室に姿を見せた大平四段に「快勝ですか」と問うと、笑顔で「はい、そうですね」。

 ▲金内アマ−△長岡四段戦、関西の▲鰐渕アマ−△村田四段戦はプロ側優勢との評判。現在はプロ側から見て4勝1敗で、残りも優勢な対局が多い。プロ関係者が多い控え室は、ほっとしたような雰囲気になっている。

 ▲宮崎アマ−△上野四段戦は86手目△2三同金まで。こちらは宮崎アマが優勢のようだ。

2005年06月04日 17時20分


◇   ◇   ◇

【関西】 安用寺四段、押し切る 「情報なくてよかった」

 ▲安用寺四段−△伊ヶ崎アマ戦は111手目▲3一銀までで先手の安用寺四段が勝利した。投了図は後手玉が受けなしである。

 終局時刻は午後4時26分。残り時間は▲安用寺四段58分、△伊ヶ崎アマ24分。勝った安用寺四段の2回戦の対戦相手は井上慶太八段。

 終局後にインタビューが行なわれ、伊ヶ崎アマは「こちらが受けに回る展開、というのは予想通りだったが…」と悔しそう。安用寺四段は「過去2回の朝日オープンアマプロ戦は連敗だった。しかし前回まではよく知った人との対戦だったので、全く情報がなかったのが逆に良かったかもしれません」とプロの責任を果たした安堵の表情を浮かべていた。

2005年06月04日 16時55分


◇   ◇   ◇

【東京】【関西】 プロの勝利相次ぐ

 ▲天野アマ−△広瀬四段戦は午後4時21分、126手で広瀬四段の勝ちとなった。消費時間は天野2時間23分。広瀬2時間7分。

 また▲瀬川アマ−△片上四段戦は午後4時32分、100手で片上四段の勝ちとなった。消費時間は瀬川2時間49分。片上2時間5分。

 ▲安用寺四段−△伊ヶ崎アマ戦は111手で安用寺四段が勝った。

 現在までに東京3局、大阪2局が終わり、アマチュア側から見て1勝4敗となっている。

2005年06月04日 16時45分


◇   ◇   ◇

【東京】 「吉田アマは強いですね」 渡辺竜王分析

 16時過ぎ、再び渡辺竜王に現状を分析してもらった。

 ▲瀬川アマ−△片上四段(80手目△6七銀まで)
 「以下▲7七玉△7六歩▲8八玉△6六金で後手よしです」

 ▲天野アマ−△広瀬四段(108手目△5二同金左まで)
 「これは逆転しました。広瀬よしです」

 ▲武田アマ−△西尾四段(59手目▲8六飛まで)
 「後手陣が手厚く、依然模様よしですね。しかし角道が止まったのも大きく、まだまだですね」

 現在はアマ苦戦の対局が多いようだ。その中で、東京にも吉田アマ勝ちの結果が伝えられた。棋譜を見た渡辺竜王は「強いですね」と感心していた。

2005年06月04日 16時40分


◇   ◇   ◇

【東京】 将棋会館でも大盤解説会

 東京将棋会館の2階研修室では、午後3時から大盤解説会が始まった。解説は高野秀行五段と佐藤紳哉五段。2人は「たくさん対局があって楽しいですねえ」(高野五段)、「思い切ってズバズバ形勢判断していきましょう」(佐藤五段)と、息のあった軽妙な語り口で、大阪の3局を含む全10局を丁寧に解説。立ち見も出た100人近い参加者は、熱心に盤面に見入っていた。

 注目を集める瀬川アマは、奨励会時代、佐藤五段の兄弟子だった。同世代の高野五段とは、奨励会の三段リーグで競い合った仲だ。高野五段は「昔の軽い雰囲気の強さに加え、重厚な味が出てきたと感じます」と話していた。

 また、強豪の天野アマを「居飛車の本格派」(高野五段)、「プロのような厚い将棋」(佐藤五段)と評するなど、晴れ舞台のアマ棋士の棋風にもくわしく触れた解説が好評だった。

2005年06月04日 16時30分


◇   ◇   ◇

【関西】 アマ側も一矢 吉田アマ勝利で1勝1敗に

 ▲吉田アマ−△阪口四段戦は、135手目▲5六歩までで阪口四段が投了、吉田アマが勝利を収めた。

 中盤の入り口でポイントをあげた吉田アマが、阪口四段の反撃を完全に封じた恰好だ。吉田アマの中盤の時間の使い方、終盤の鍛えの入った受けなどは観戦していた棋士達を感心させるものばかりだった。

 終局時刻は午後4時5分。残り時間は▲吉田アマ1時間42分、△阪口四段3分。勝った吉田アマは、2回戦で浦野真彦七段と対戦する。

2005年06月04日 16時20分


◇   ◇   ◇

【関西】 プロ入りを目指す吉田アマ

 史上最年少の朝日アマ名人となった吉田アマは、今夏の奨励会試験を受験予定。1級で受験すると見られている。

 奨励会試験は一次試験が受験者同士の対局。2次試験は受験級前後の現役奨励会員との対局だ。▲吉田アマ−△阪口四段の記録係は栗生直樹1級。棋士室では「2次試験対策かもしれない」と噂されている。

 将棋は依然として先手優勢。阪口四段は決死の覚悟で△8七飛成(88手目)と攻め込んだが、吉田アマは持ち駒を打ちつけ龍を追い返した。

 阪口四段と親交のある小林裕士五段は、数日前に阪口四段と練習将棋を指したときの調子の悪さが気にかかっていたと言う。それでも「それにしても吉田さんは強いですね」と吉田アマの実力を高く評価していた。

2005年06月04日 16時08分


◇   ◇   ◇

【東京】 先崎八段に聞く

 検討室に姿を見せた先崎学八段に、午後4時前時点の東京対局の情勢を分析してもらった。

 ▲天野アマ−△広瀬四段(89手目▲7七金寄まで)
 「後手は必死のがんばりですね。先手がもっと優勢になってもいいと思いましたが、持て余し気味でしょうか」

 ▲瀬川アマ−△片上四段(72手目△5六同金まで)
 「これは片上四段の一本背負いが決まりました。先手▲6七銀と受ければ△7六歩▲同玉△8五銀です」

 ▲金沢四段−△桐山アマ(64手目△4二飛まで)
 「(直前の)▲7一角は次に▲8二銀と打とうという勝負手です。しかしこれでは……」

 ▲宮崎アマ−△上野四段(71手目▲8七歩まで)
 「(直前の)△8八同馬はあまりいい手ではありませんが、これは熱戦中ですね」

2005年06月04日 16時07分


◇   ◇   ◇

【関西】 安用寺優勢、鰐渕−村田は力勝負に

 ▲安用寺四段−△伊ヶ崎アマ戦は安用寺四段が優勢。駒組みの時点で伊ヶ崎アマが作戦負けしているという意見もあった。現時点(81手目)で安用寺四段は飛車得。関西では最も早く終わるのではないかという終局予想があった。ここまでの消費時間は▲安用寺四段1時間40分、△伊ヶ崎アマ1時間59分。(持ち時間各3時間)

 ▲鰐渕−△村田戦は序盤戦。現在で51手目というスローペースだ。お互い一歩も引かない力勝負で、長期戦が予想される。現時点での消費時間は▲鰐渕アマ1時間40分、△村田四段2時間25分。

2005年06月04日 16時00分


◇   ◇   ◇

【東京】 まずはプロが1勝 大平四段が快勝

 ▲大平四段−△小関アマ戦は109手目▲3三金までで大平四段の勝ちとなった。

 投了以下は△同飛▲同桂成△同玉▲4三飛となって、後手玉は容易な即詰みである。終了時刻は午後3時20分。消費時間は大平1時間23分。小関2時間13分。(持ち時間各3時間)

 大平四段がまず勝ち名乗りをあげ、プロ1勝となった。

 ▲宮崎アマ−△上野四段戦は上野四段に疑問手が出て、上野よしから混戦となってきたようだ。

2005年06月04日 15時40分


◇   ◇   ◇

【東京】 再び渡辺竜王に聞く

 午後3時過ぎ、渡辺竜王に再び情勢を分析してもらった。

 ▲瀬川アマ−△片上四段(66手目△5六銀まで)
 「後手が攻めきるか、先手が受けきるか。後手の攻めはちょっと無理な感じもしますが、実戦的には受けきるのも大変ですか」。

 ▲大平四段−△小関アマ(82手目△2二玉まで)
 「(74手目)△7一桂の辛抱が実りつつありそうですが、現局面から▲6四角△同歩▲6一角と攻めれば先手はっきりよしでしょう」

 ▲天野アマ−△広瀬四段(74手目△4七歩まで)
 「先手は▲2八飛と逃げておけば、依然としていいでしょう」

 ▲宮崎アマ−△上野四段(62手目△7三同桂まで)
 「戦いになりましたね。いい勝負に見えます」

 ▲金沢四段−△桐山アマ(62手目△2四銀まで)
 「当然ながら手厚い受けですね。先手の攻めは通りそうに思えませんが……」

 ▲武田アマ−△西尾四段(48手目△8四歩まで)
 「先手は飛車が動けるようになりましたが、後手は手順に銀冠を組むことができ、模様がいいという評判です」

 ▲金内アマ−△長岡四段(56手目△5五歩まで)
 「まだあまり動いていませんね。これからです」

2005年06月04日 15時30分


◇   ◇   ◇

【関西】 大盤解説会に多くのファン

 関西将棋会館4階の将棋博物館では、毎年恒例の大盤解説会がスタートした。解説者は脇謙二八段と橋本崇載五段。

 次の一手のほかに、勝利者予想クイズも行なわれる人気のイベントで、早くも多くのファンが詰め掛けていた。

2005年06月04日 15時22分


◇   ◇   ◇

【関西】 吉田アマ優勢

 橋本五段は4月から関西に移籍しており、関西での大盤解説会は初めて。棋士室に詰め掛けていた先輩棋士に「関西の解説会はどういう感じですか」と尋ねて回っていた。

 桂損でじっとしていられない阪口四段は、銀を吊り上げ、中央から積極的に動いていった。しかし72手目△5七銀は棋士室で「急ぎすぎ」と評判の悪い一手。棋士室では△6四飛〜△2四飛と転換する手が検討されていた。

 本譜は5六歩の拠点がなくなり、歩切れで、▲2五歩が痛打となっている。2九の桂馬は4七角の、8九の桂馬は4五角の紐がついているのも大きい。80手目現在、棋士室では先手の吉田アマ優勢との声で一致している。

2005年06月04日 15時10分


◇   ◇   ◇

【東京】 渡辺竜王の見解

 検討室に姿を見せた渡辺竜王に、午後2時過ぎ時点での7局の情勢を分析してもらった。

 ▲瀬川アマ−△片上四段
 「(9手目)▲6八銀は、飛車振られるのをうっかりした、ということもあるかも知れません(笑)。いや、僕も公式戦で朝ぼうっとしてて指したことがあります。(49手目▲7五歩までで)まだこれからですね」

 ▲大平四段−△小関アマ(62手目△7五同角まで)
 「銀桂交換でプロよしだと思います」

 ▲天野アマ−△広瀬四段(67手目▲5八銀まで)
 「後手はせっかくつくった馬を銀と交換しているのではよくないですね」

 ▲宮崎アマ−△上野四段(48手目△2二玉まで)
 「(ひねり飛車の)定跡形です。まだこれから」

 ▲金沢四段−△桐山アマ(56手目△4三金右まで)
 「後手は言いなりになっている感じですが、これもまだまだですね」

 ▲武田アマ−△西尾四段(37手目▲8六歩まで)
 「僕は相振り飛車はよく知らないんですが(笑)。先手の飛車がちょっと窮屈な感じがしますね」

 ▲金内アマ−△長岡四段(49手目▲4七歩まで)
 「あ、この歩はいま打ったんですね。いい勝負でしょうか」

2005年06月04日 14時50分


◇   ◇   ◇

【東京】 対局室に小学生も

 プロアマ戦7局が指されている東京将棋会館には、東京都台東区立根岸小学校の6年生山内遼斗さん(11)ら3人が見学に訪れた。3人は1学期の総合学習で、将棋をテーマに歴史などを勉強している。この日の対局をインターネットで調べ、事前に将棋会館へ申し込んでいた。

 山内さんは子どものころから父親の手ほどきを受け、パソコンの将棋ソフトも楽しんでいるという。初めてプロたちの対局を見て「かっこいい」。安田直樹さん(12)は「家でやるよりも、ずっと大きなプレッシャーを感じる」と話した。小学3年生のときに友達から将棋を教わった伊藤秀樹さん(11)は「よく時間をかけている」と棋士たちの集中力に感心していた。

2005年06月04日 14時47分


◇   ◇   ◇

【関西】 阪口四段、桂損

 ▲吉田アマ−△阪口四段戦、43手目▲2三歩を見た検討陣は、前述した(1)△2一飛以下の順について、「かなり違和感があり、抵抗を感じる順なのでやりにくいが、後手有力。ただ、自分の実戦ではとても指せない」という声が多かった。

 本譜は▲2三歩に対して(2)△2一歩と受けた。続く▲4八金はあらかじめ△4八角成を消した手。阪口四段は△1四角として2三の歩を取りにいったが、吉田アマの▲3四角でその狙いも封じられた。数手前に打った角が、今度は目標になっている。放置しておけば▲1五歩で角を取られてしまうため、△2五桂はやむを得ない。吉田アマは桂得の戦果をあげた。

 橋本崇載五段が棋士室を訪れた。午後3時から関西将棋会館で行われる大盤解説会を、脇謙二八段とともに担当することになっている。橋本五段は▲吉田−△阪口戦の盤面を見て「あれ? 桂損してる。どうして?」と驚いた表情を見せていた。

2005年06月04日 14時25分


◇   ◇   ◇

【東京】 にぎわう控え室

 東京の控え室には渡辺明竜王、先崎学八段、勝又清和五段、高野秀行五段、飯島栄治五段ら、多くの棋士が駆けつけている。渡辺竜王の注目局は関西でおこなわれている▲吉田アマ−△阪口四段戦。阪口四段の△2五角〜△2一歩の組み合わせを見て「これは吉田ペースではないでしょうか」と語っていた。

 ▲大平四段−△小関アマ戦、控え室では51手目▲5五銀に対して△5四歩と打つ手が検討されていた。以下▲同銀△同金▲同飛△9七角成▲同香△5四飛となれば後手が一本取った形に見えるが、▲2五桂と跳ねて実は先手十分。事前に3筋の突き捨てを入れた効果が現れている。

2005年06月04日 13時45分


◇   ◇   ◇

【東京】 昼食休憩

 ▲金沢四段−△桐山アマ戦は相掛かり。52手目、桐山アマが△5二銀と上がったところで昼食休憩となった。 ここまでの消費時間は金沢33分。桐山1時間10分。元朝日アマ名人の桐山さんは、昨年度本棋戦で飯島栄治現五段、石田和雄九段を破っている。

 ▲宮崎アマ−△上野四段戦は、宮崎アマのひねり飛車。31手目、宮崎アマが強く▲8六飛とぶつけたのに対して上野四段は48分考えて次の手を指さず、昼食休憩に入った。ここまでの消費時間は宮崎27分。上野1時間39分。

 ▲大平四段−△小関アマ戦は相矢倉。51手目▲5五銀と駒がぶつかったところで小関アマは次の手に39分考え、昼食休憩に入った。消費時間は大平34分。小関1時間9分。小関さんは現在慶応大学に在籍している学生強豪。今日は現地に将棋部の応援団が多数駆けつけていた。

 ▲武田アマ−△西尾四段戦は、武田アマが▲5八飛、西尾四段が△3二飛と振って、相振り飛車となった。29手目、武田アマが▲4六歩と突いたところで昼食休憩。ここまでの消費時間は武田1時間3分。西尾52分。

 ▲瀬川アマ−△片上四段戦、瀬川アマが9手目▲6八銀と上がったのを見て、片上四段は中飛車に振った。片上四段が穴熊に組んだのに対して、瀬川アマも慎重に持久戦の構えだ。41手目、瀬川アマが▲7七角と上がって玉形を整えたところで昼食休憩。ここまでの消費時間は瀬川44分。片上1時間6分。

 ▲天野アマ−△広瀬四段戦は広瀬四段の中飛車。天野さんの急戦策から角交換となり、48手目、広瀬四段が△5八歩と手裏剣を放ったところで昼食休憩となった。ここまでの消費時間は天野47分。広瀬58分。

 ▲金内アマ−△長岡四段戦、長岡四段は立石流向かい飛車に構えた。38手目、△5二銀と引いたところで昼食休憩。ここまでの消費時間は金内41分。長岡1時間2分。長岡四段も広瀬四段とともに4月にデビューしたばかりの新人。金内アマは本棋戦で渡辺明現竜王をあと一歩というところまで追い詰めたことがある。

 午後1時、対局は再開された。

2005年06月04日 13時15分


◇   ◇   ◇

【関西】 昼食休憩

 12時10分、関西将棋会館の対局は一斉に昼食休憩に入った。

 ▲吉田アマ−△阪口四段戦は41手目まで進行。ここまでの消費時間は▲吉田アマ42分、△阪口四段1時間10分。

 ▲安用寺四段−△伊ヶ崎アマ戦は48手目まで進行。ここまでの消費時間は▲安用寺四段59分(遅刻3分を含む)、△伊ヶ崎アマ49分。なお、通常の遅刻の場合は持ち時間から遅刻時間×3分が差し引かれることになっているが、安用寺四段の遅刻(3分)は交通機関遅延による遅刻のため、持ち時間(3時間)からそのまま差し引かれている。

 ▲鰐渕アマ−△村田四段戦は21手目まで進行。ここまでの消費時間は▲鰐渕アマ51分、△村田四段1時間9分。

 対局は午後1時に再開される。

2005年06月04日 12時55分


◇   ◇   ◇

【関西】 早くも勝負所

 関西で最も注目されているのは、デビュー1年目の阪口四段と史上最年少で朝日アマ名人になった吉田アマの対戦。序盤でゴキゲン中飛車を明らかにした阪口四段に対して、吉田アマは▲2二角成〜▲7八銀型で対抗する。さらに吉田アマは中央に手厚く構え、▲7五歩と位を取った。阪口四段も36手目△3五歩と3筋の位を取る。

 39手目、吉田アマが▲2四歩△同歩▲同飛と一歩を手持ちにした局面(41手目)で阪口四段が考えている。棋士室では神崎健二七段らの検討が早くも盛り上がっている。

 (1)△2五歩は▲2一角と打ち込んで先手よし。(2)△2三歩▲2八飛△2一飛は形勢不明。(3)△2五角と打ち▲2一角△2三歩▲2五飛△2一飛▲2八飛△2四歩と進めば、(2)の変化より後手が一手得する勘定になる。ただ、(3)△2五角以下、▲2三歩△2一飛▲2二角△5八角成▲同金△1二金▲3四角という激しい変化もあり、こちらは形勢不明だ。

 まもなく、12時10分からの昼食休憩に入る。

2005年06月04日 12時17分


◇   ◇   ◇

【東京】 新人プロ vs 前朝日アマ名人

 ▲天野アマ−△広瀬四段戦、広瀬四段の中飛車に対して天野さんは積極的に銀を繰り出し、急戦策に出た。

 広瀬四段は18歳で、4月1日付でデビューしたばかりの新人。現在は早稲田大学に在学している。早見え早指しの才気あふれる指しまわしに定評があり、この日もその片鱗を見せている。

 天野さんは、前朝日アマチュア名人。三番勝負で吉田正和挑戦者を受け1勝2敗で敗れたが、その激闘は記憶に新しい。昨年の朝日オープンでは大平武洋四段、土佐浩司七段を連破している。アマ棋界屈指の実力者と言って間違いないだろう。

2005年06月04日 12時15分


◇   ◇   ◇

【関西】 安用寺−伊ヶ崎戦は持久戦

 阪口四段−吉田アマ戦、村田四段−鰐渕アマ戦が定刻10時に始まる中、安用寺四段の姿が見えない。伊ヶ崎アマは盤の前にじっと座っていた。このまま姿を見せなければ…と心配されたが、安用寺四段は10時3分に到着。伊ヶ崎アマに「すみませんでした」と詫びて席に着いた。

 すぐに駒が並べられ、記録係の中薮修治3級(17歳、長沼洋六段門下)によって振り駒が行なわれた。安用寺四段の振り歩先で、歩が3枚出たので安用寺四段の先手と決まった。

 10時6分に対局開始。安用寺四段は銀を素早く繰り出し、▲7八飛と三間飛車にする。伊ヶ崎アマは居飛車穴熊を目指して△1二香と上がる。持久戦調だが、序盤から駆け引きが繰り広げられている。

2005年06月04日 11時40分


◇   ◇   ◇

【関西】 アマチュアの落ち着いた行動

 阪口−吉田戦の駒が並べられているとき、隣の席でひとり着席していたのは鰐渕アマ。鰐渕アマは中学生名人、高校竜王などの学生時代の輝かしい実績をもち、社会人になってからも著しい活躍を続けている。

 しばらくして、村田四段が入室した。こちらも定刻よりだいぶ早い午前9時55分頃に駒が並べられた。隣の阪口四段と吉田アマは、静かな表情でその様子を見守っていた。

 振り駒の結果、「と」が3枚出て鰐渕アマの先手。3手目に▲6八飛と早くも四間飛車を明らかにした。

 4手目△3四歩が指された直後に鰐渕アマは席を外し、対局室前のエレベーターホールにある椅子に座って考え込んでいた。鰐渕アマにとって初めてのプロ公式戦だが、その行動は落ち着き払っているように見える。5手目▲4八玉は、16分後の着手である。

2005年06月04日 11時20分


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【東京】 瀬川さんの挑戦

 好カードぞろいの全10局の中でも、最も注目されるのは▲瀬川アマ−△片上四段戦だろう。

 瀬川さんはプロ公式戦において17勝7敗という、圧倒的な成績を収めている。5月26日に開かれた将棋連盟の棋士総会は瀬川さんの嘆願を受ける形で、瀬川さんに異例とも言えるプロテストへの道を開いた。その方法は7月1日までに発表される。本局はその大いなる挑戦の前哨戦といえるだろう。

 瀬川さんの相手は片上大輔四段。昨年4月、将棋界初の現役東大生棋士として、はなばなしくデビューした。1年目の勝率は7割5分ちょうどで全棋士中4位。次代の将棋界を担う若手の一人と目されている。

 戦形は片上四段の中飛車となった。

2005年06月04日 10時58分


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【関西】 阪口、ゴキゲン中飛車を採用

 関西の3局のうち、いち早く対局準備が終わったのが阪口プロ−吉田アマ戦。午前9時50分には駒を並べ終え、記録係の栗生直樹1級(17歳、賀集正三六段門下)が阪口プロの歩を5枚手に取った。振り駒である。2枚が歩、3枚が「と」で吉田アマの先手と決まった。

 定刻の午前10時に対局は開始された。

 先日の朝日アマ名人戦3番勝負での四間飛車連採の印象が強い吉田アマだが、本局では3手目に▲2六歩と突いた。阪口プロは6手目△5二飛。ゴキゲン中飛車である。

2005年06月04日 10時55分


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【東京】【関西】 プロアマ10局対決、同時に開始

 羽生善治選手権者への挑戦権を争う第24回朝日オープン将棋選手権(朝日新聞社主催)が4日午前10時、東西の将棋会館で開幕し、アマチュアの代表と若手プロ棋士各10人による対局が始まった。

 昨年はプロの7勝3敗。今年もプロが貫禄を示すか、アマ側が巻き返しを図るか。持ち時間は3時間。夕方までには勝敗が決まる。

2005年06月04日 10時07分



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