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第24回朝日オープン 予選2回戦速報

 【7/1 関西将棋会館】  ▲浦野真彦七段  対  △吉田正和朝日アマ名人

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予選組み合わせ | アマ対プロ成績

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感想戦をする両対局者

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対プロ戦2勝目を挙げた吉田朝日アマ名人

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対局が終わり、棋譜に目をやる浦野七段

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吉田朝日アマ名人

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浦野七段

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昼食休憩時の盤面

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駒を並べる浦野七段(右)と吉田朝日アマ

(本対局の観戦記を7月24日から、朝日新聞の紙面に掲載します)

吉田アマ「次までに強くなりたい」

 感想戦では、主に終盤が検討された。

 79手目▲4六歩では、▲6八飛があった。以下、一直線に△6五桂▲6六金△5七桂成▲5五金△6八成桂は、▲6四金が詰めろになる。もちろん変化の余地はあるが、本譜よりは優ったようだ。

 浦野七段は「90手目に△6二同玉▲4三銀△6三銀打で困っていた。△6二同金だったので元気が出てきた」と語っていた。

 敗着は103手目▲7七銀という結論だった。代わって▲5四角成が有力。以下、△5四同銀▲7四銀△同玉▲7二飛成には△7三銀・△6四玉・△7三桂が考えられる。

 △7三銀はそこで▲7七銀△同歩成と駒を補充して▲5二龍で受け無し。

 △6四玉は▲6二龍△6三銀▲5三金でこれも受けがない。

 最後の△7三桂は8五の地点を強化する最強の合駒だが、以下▲7七銀△同歩成▲同金△6七歩成の瞬間に▲7五銀以下、後手玉は即詰みである。

 従って▲5四角成には馬を取らずに△7八銀成だが、▲同飛△7七桂▲同銀△同歩成▲同飛としておき、▲5五馬と急所の角が取れるので先手の勝ち筋だ。

 形勢がめまぐるしく入れ替わる熱戦だったが、勝利の女神が吉田アマに微笑んだ1局だった。

 感想戦終了後のインタビューで、吉田アマは本局を「△5二桂(106手目)で手ごたえを感じましたが、勝てたのはまぐれです。ひどい手ばかり指してしまいました。実力がないです」と反省していた。

 3回戦の相手は、タイトル獲得経験もあり、関西棋界の大御所、現役最年長の有吉道夫九段。「今の力では絶対に勝てる相手ではありません。対局日までに少しでも強くなりたいです」と語っていた。

2005年07月01日 19時00分

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吉田アマ、3回戦へ

 午後5時7分、120手目△5三歩の局面で浦野七段は1分考えて投了した。残り時間は浦野七段が15分、吉田アマは29分。吉田アマは3回戦で現役最年長の有吉道夫九段と対戦する。

2005年07月01日 17時10分

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「吉田アマ優勢」も

 終盤になっても速いペースで手が進む。ここにきて、ついに吉田アマ優勢の評判になった。106手目△5二桂に対して▲同馬が詰めろではなさそうで、△7八と金が間に合う。戻って103手目に単に▲6一馬が有力だという検討だった。

2005年07月01日 16時47分

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白熱の終盤戦

 差を縮められた浦野七段だが、81手目▲3二飛がプロの実力を見せた、いいタイミングの飛車打ち。棋士室では「もうどちらがいいのかさっぱりわからない」とひとつの盤を15人近くの棋士・奨励会員が取り囲んで検討している。

 91手目時点では形勢不明、残り時間は浦野七段49分、吉田アマ37分。

2005年07月01日 16時27分

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怪しい流れ

 棋士室ではその後も検討が進められたが、75手目の▲7四銀ではやはり▲7四桂が優ったようだ。まだ先手優勢には変わりないが、その差が少しずつ縮まっているようだ。

 3三に打った後手の角がいまいち働いていなかったが、△5五角(78手目)でついに世に出た。続く▲4六歩が棋士室では評判が悪い。棋士室の検討も熱を帯びてきた。

2005年07月01日 16時25分

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浦野七段優勢

 61手目▲6五銀の局面で、後手の吉田アマは指す手に窮した。△7三桂は仕方のない手。

 ここで浦野七段は▲7四銀と逃げたが、控え室では▲7四桂と打って決まったという認識だった。▲7四桂に△7一玉と逃げれば、▲3一角△6五桂▲3四歩△2四角▲2五歩が「駒取り坊主」の異名を持つ長沼六段推奨の順。本譜、68手目時点でも先手の浦野七段が優勢という棋士室の評判だが、▲7四桂以下の変化がわかりやすかったようだ。

2005年07月01日 15時45分

*   *   *

プロの反撃

 50手目△3六歩に対する▲6五歩は先手期待の反撃。棋士室で多くのプロが「これしか狙いがない」と言うくらいだから、ここまでの戦いは後手が少し指しやすかったようだ。▲6五歩を指したところで浦野七段は一旦棋士室に降りてきた。親しい棋士が多いせいか、笑顔で他の将棋の検討に加わっていた。当事者が棋士室にいるときは、もちろんその対局の検討は行われない。

 57手目▲7五歩△同歩と突き捨ててから▲6五桂。この華麗な捨駒でプロ優勢という評判になった。次に▲6五銀と桂馬を取って▲7四桂が厳しい。

 ここで△7三桂は▲7四歩で受けになっていない。

 本譜は△6五同桂▲6六銀△3三角と進んだが、アマが厳しい立場に立たされた。

2005年07月01日 15時32分

*   *   *

難解な中盤戦に

 46手目の△3五歩が機敏な一手。「この△3五歩を突きたいために、△1四歩と受けたのかもしれません。▲3四歩と角頭を攻められたときに△2四角〜△1三角とする余地があります」(神崎七段)。確かに△1四歩は昼食休憩(50分間)を挟んで44分考えた一手。1回戦の阪口四段戦では持ち時間を約半分しか使わなかった印象とは違う、吉田アマの時間の使い方だ。

 ▲3五同歩△同銀の局面で、棋士室の神崎七段と長沼洋六段、それに対局中に棋士室に顔を出している脇八段は▲6五歩が有力と見ていた。以下、△7七角成▲同桂△4六歩▲6四歩△6二金引▲4三歩△同飛▲3二角という変化は難しい変化だが、穴熊の桂馬を跳ねるのがいかにも気持ち悪い。

 そこで浦野七段は49手目に▲4七歩と受けた。

 そして50手目、吉田アマは△3六歩と垂らした。先手の右桂の捌きを防ぐ、味のいい一手だ。しかし棋士室での有力候補は△3二飛だった。△3六歩でも△3二飛でも先手は▲6五歩と突くだろうが、△4二飛型は▲6四歩や角打ちに弱い。△3二飛型なら、▲6五歩には△同桂▲3三角成△同飛で、飛車にひもがついているのが大きいようだ。両者ともに選択肢の多い難解な中盤戦となった。

2005年07月01日 15時01分

*   *   *

着々と攻撃態勢

 午後1時に対局が再開され、浦野七段は▲9八香〜▲9九玉〜▲8八銀と待望の穴熊に囲った。吉田アマも△5四歩〜△7三桂と着々と攻撃態勢を整えた。

 棋士室を訪れた神崎健二七段に40手目△7三桂までの局面を解説してもらった。

 「浦野七段は4筋の歩を交換したいところです。▲4六歩△同歩▲同飛△4五歩▲4九飛と一歩交換しながら飛車の位置を修正できれば一番いいのですが、▲4六同飛の瞬間に吉田さんは歩を打たずに頑張るでしょう。従って、▲4六歩△同歩▲同銀△4五歩▲5七銀と銀で交換し、▲4九飛〜▲3七桂と陣形を整えるのではないでしょうか。▲3七桂を跳ねたときに△1五角がないので、端歩の交換は居飛車が少し得している感じです」

 しばらくして、浦野七段も▲4六歩と突いた。現在、吉田アマが考えているところだ。

2005年07月01日 14時15分

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対局再開

 浦野真彦七段―吉田正和朝日アマ名人戦は、昼食休憩をへて午後1時に再開した。

2005年07月01日 13時03分

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昼食休憩

 33手目▲4八飛の局面で昼食休憩となった。図の局面で吉田アマは33分考えた。ここまでの消費時間は浦野七段43分、吉田アマ1時間7分。(持ち時間各3時間)

 対局は午後1時に再開される。

2005年07月01日 12時40分

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続く駒組み

 浦野七段の25手目は▲7八金だった。あらかじめ守りの金を自玉に近づけておき、振り飛車が動かなければ穴熊に組んでしまおうという一手だ。そこで吉田アマも一旦△4五歩〜△4四銀と攻勢をとり、▲3六歩には△8二玉として守りを固めた。まだ駒組みが続きそうだ。

 29手目▲3六歩までの消費時間は、浦野七段が31分、吉田アマが30分。(持ち時間各3時間)

2005年07月01日 11時40分

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持久戦の模様

 浦野七段は初めてのアマプロ戦だが、その様子はいつもと変わらないように見えた。

 15手目は▲7七角。浦野七段は持久戦を目指すようだ。

 吉田アマにとっても、このあたりは通いなれた道。ふたりとも指し手は早かったが、24手目△4三銀の局面で浦野七段が少し考えている。▲9八香の穴熊か、それとも▲7八銀の左美濃だろうか。

2005年07月01日 10時58分

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吉田アマは得意の四間飛車

 9時55分頃、関西将棋会館5階のエレベーターが開いた。本局の浦野七段と他棋戦で対局の脇謙二八段、そして吉田アマが姿を見せた。対戦相手同士が同じエレベーターに乗り合わせるのは非常に珍しいようだ。

 浦野七段は3手目▲2六歩で居飛車を明らかにした。吉田アマは10手目に△4二飛。朝日アマ名人戦3番勝負で採用し続けた四間飛車だ。次は浦野七段の作戦が注目される。

2005年07月01日 10時45分

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浦野七段の先手

 2回戦注目の1局、浦野真彦七段−吉田正和アマの一戦は定刻の午前10時、大阪市福島区の関西将棋会館で予定通り開始された。

 記録係は関口武史三段。振り駒の結果、歩が3枚出て浦野七段の先手と決まった。

2005年07月01日 10時25分

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吉田アマ―浦野戦始まる 朝日オープン予選

 羽生善治選手権者への挑戦権を争う第24回朝日オープン将棋選手権(朝日新聞社主催)予選2回戦の吉田正和・朝日アマ名人―浦野真彦七段戦が1日、大阪市の関西将棋会館で始まった。先手は、浦野七段。

2005年07月01日 10時05分



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