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第24回朝日オープン

 【12月2日 東京・将棋会館】  ▲佐藤康光 棋聖  対  △佐藤紳哉 五段

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佐藤決戦は紳哉五段に軍配

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対局開始直後の佐藤紳哉五段

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対局開始を待つ佐藤康光棋聖

佐藤康光棋聖、悲観が敗因

 佐藤康光棋聖は序盤を作戦負けと見ていた。

 56手目、佐藤紳哉五段が△8五飛と走ってきたのに対して、康光棋聖が▲7七桂から勝負に出たのは結果的にはよくなかった。本譜は形勢よしと見ての踏み込みではなく、悲観から生まれた疑問の手順であった。飛車を手にして敵陣に打ち込んだものの、△5一歩の底歩が堅い。

 ▲7七桂では代わりに▲7八玉と上がって受ける順が優った。控え室でも検討されていた手だ。変化の一例は△7三桂▲6六歩△5六歩▲4八銀。後手からの早い攻めは見当たらず、むしろ先手有望であったか。

 感想戦で棋聖は「ひどい、頭が悪すぎる」とさかんにぼやいていた。

(19:15)

*   *   *

佐藤紳哉五段、棋聖破り金星

 98手目△3六銀を見た佐藤康光棋聖は、ここで投了した。

 終了時刻は午後5時53分。残り時間は両者ともに1分。

 タイトルホルダーを破って勝ち上がった佐藤紳哉五段は、2回戦で鈴木大介八段と対戦する。

(18:15)

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優勝候補の棋聖、大ピンチに

 佐藤紳哉五段は飛車を奪って、佐藤康光棋聖の玉を中段に追い出した。「これは紳哉さんが勝てそうですね」(ある若手棋士)。優勝候補の康光棋聖は、大ピンチを迎えた。

 84手目、残り時間6分の紳哉五段はそのすべてを使って△3五歩と王手に突いた。以下は両者一分将棋である。

(18:00)

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棋聖の残り時間、1分に

 70手目、紳哉五段が△7八と、と寄った時点で残り時間は康光棋聖4分。紳哉五段11分。

 康光棋聖はここですべての時間を使って、じっと▲8七金と寄った。以下は一分将棋である。

(17:30)

*   *   *

勝負に出た棋聖、終盤戦に突入

 56手目△8五飛に対して、控え室では最初(1)▲7八玉と受けるのではないかと言われていた。それで後手からの攻めは一息のように見える。

 しかし康光棋聖は妥協をしない。強く(2)▲7七桂と跳ねて、勝負をつけにいった。以下は△8七歩成▲8五桂△8八と▲7一飛△5一歩▲8一飛成と進む。「うーん、何とも言えませんね」(ある検討者)。形勢はまだ、よくわからない。

 時刻は午後5時を回った。残り時間は康光棋聖4分。紳哉五段16分。

(17:18)

*   *   *

佐藤紳哉五段、反撃に移る

 42手目△4二角で康光棋聖の攻めも一段落と思われるが、そうではない。「野蛮にして緻密」が棋聖の棋風。▲6五歩とさらに踏み込み、△同銀に▲6八銀左と引いて角筋を通した。

 紳哉五段は△5五歩で角道を止める。これは▲同歩よりない。ここで手番が紳哉五段に回った。3歩を手にして△8六歩以下、待望の反撃に移る。継ぎ歩と垂れ歩で棋聖の金を翻弄し、気持ちよく△8五飛と走って応手を問うた。

 残り時間は康光棋聖24分。紳哉五段16分。

(17:00)

*   *   *

棋聖が仕掛け、ついに開戦

 34手目、紳哉五段は15分考えて△3一角と引いた。康光棋聖からの仕掛けが見えているだけに、慎重にならざるを得ないところだ。はたして、康光棋聖は▲4五歩△同歩▲同桂と仕掛けた。ついに開戦である。

 ちょうどこの頃石橋−矢内戦が終わり、清水女流名人への挑戦者が決まっていた。

(16:05)

*   *   *

依然スローペース

 ▲6七金右△4三金右と互いに金矢倉に組み合ったところで、康光棋聖の手が止まっている。モニターテレビに映っているのは棋王戦勝者組決勝(持ち時間各4時間)の森内俊之名人−久保利明八段戦で、現在は中盤の戦い。今日の対局でまだ駒がぶつかっていないのは、本局だけである。そこへ棋聖が47分考えてじっと▲9六歩と突いたものだから、観戦者一同はただ「うーむ」とうなるよりない。

 残り時間は康光棋聖48分。紳哉五段1時間4分。

 女流名人位戦最終9回戦・全5局のうちすでに4局は終わり、残るは挑戦者決定戦の石橋−矢内戦だけとなっていた。

(15:45)

*   *   *

スローペースで中盤の探りあい

 本日は将棋会館のすぐ近くで、新人王戦の表彰式がおこなわれた。今年新人王となったのは渡辺明竜王。すでにご存知の通り渡辺竜王は一昨日、竜王戦七番勝負第4局で挑戦者の木村一基七段を下して4連勝で防衛を決めた。また新規定により、最高段位の九段にも昇段。新人王として表彰されるのが新九段というのは、もちろん空前のことである。渡辺竜王の21歳7カ月、デビュー後5年7カ月での九段昇段は、谷川浩司九段(21歳11カ月、7年3カ月)や羽生善治選手権者(23歳6カ月、8年3カ月)らを抜き、史上最年少、最速の記録である。佐藤が九段の資格を得たのは1998年6月、名人位を獲得した28歳8カ月のときのことだ。

 新人王戦の表彰式は将棋と囲碁、同時におこなわれる。囲碁の方は若手女流棋士がずらりと顔を揃えて出席していたそうだが、将棋の方は本日女流名人位戦A級リーグの最終一斉対局なので、そうもいかないようだ。清水市代女流名人への挑戦権は、石橋幸緒女流四段−矢内理絵子女流四段戦の勝者が獲得する。記者室には先ほど石橋女流四段が現れ、「さっぱりわけがわかりません」と言い残して去っていった。難解な局面なようだ。

 午後2時を過ぎた。本局は29手目▲6六歩まで。午前中に早くも戦いとなった▲深浦−△杉本戦と違い、こちらはまだ中盤の探りあい。スローペースである。

(14:40)

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好調な「佐藤姓」の棋士

 現在28歳の佐藤紳哉五段は、予選で達六段、加藤九段、野月七段を順に破って本戦入りを果たした。本局が「佐藤決戦」となったことにも表れている通り、今年度は佐藤姓の棋士が好調だ。紳哉五段は20勝5敗で勝率8割。全棋士を対象とした勝率ランキングでは堂々の1位となっている。あとは和俊四段(21勝6敗、0.778)が3位、秀司六段(16勝7敗、0.696)が9位と続く。

 23手目、康光棋聖が▲3七桂と跳ね、紳哉五段の早い動きに対応した局面で昼食休憩となった。ここまでの消費時間は康光棋聖43分。紳哉五段1時間16分。

 昼食の注文は、康光棋聖はわかめそば。紳哉五段は肉南蛮うどん(卵入り)。

(12:55)

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急戦矢倉模様

 本局は東京・将棋会館4階、高雄の間で指される。▲深浦−△杉本戦は棋峰の間をひとつはさんで、雲鶴の間に配された。この2局をもって、本戦ベスト16が出揃う。

 記録係の関上哲哉1級(17歳、中川大輔七段門下)が振り駒をした結果、「歩」が3枚、「と」が2枚出て、康光棋聖の先手となった。

 両者は2002年1月に王位戦予選で1度対戦し、康光棋聖が先手で横歩取りとなった。紳哉五段は△8五飛戦法を選んで中盤で乱戦となり、最後は康光棋聖が勝っている。

 定刻の午前10時、対局開始。居飛車党同士の対戦は相矢倉模様の出だしとなった。14手目、後手番の紳哉五段は△5三銀右と上がり、急戦矢倉の構えを見せた。

(11:05)

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棋聖の先手で対局開始

 佐藤康光棋聖―佐藤紳哉五段戦は佐藤棋聖の先手で対局が始まった。棋聖の初手は▲7六歩。

(10:23)

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トップ棋士VS気鋭の2局

 第24回朝日オープン将棋選手権(朝日新聞社主催)の本戦トーナメント、佐藤康光棋聖―佐藤紳哉五段戦と深浦康市八段―杉本昌隆六段戦が2日午前10時から、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で始まった。ともに、第一線のトップ棋士に、このところ好調な気鋭が挑む形で、好勝負が期待される。


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