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第24回朝日オープン

 【12月2日 東京・将棋会館】  ▲深浦康市 八段  対  △杉本昌隆 六段

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深浦八段は今回も好発進

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対局開始直後の杉本昌隆六段

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初手を指す深浦康市八段

杉本六段、淡白さ響いたか

 序盤は杉本六段がうまく組んで、作戦勝ちを収めたようだ。ただし36手目△3六歩と仕掛けるところでは、先に△4五歩と突く手もあった。▲6八金寄ならば、本譜のように金が4八→3七と右辺に守りにいく余地がなくなる。本譜の順は相当な勝負となった。

 66手目、杉本六段は△8七香成と決めにいったが、淡白であったか。代わりに△5一同金▲同龍△6一金▲4二龍△5二歩と進める順が優った。粘りが身上の杉本らしさが発揮されそうな展開である。次に△8五香打があるので深浦八段は▲7八金打と埋める予定だったそうだが、それならばまだこれからの勝負だった。

(19:45)

*   *   *

深浦八段、杉本六段を破る 2回戦に進出

 懸命の追い込みを見せた杉本六段であったがついに届かず、深浦八段の109手目▲8五玉を見て投了した。

 投了図では先手玉は詰まず、一方後手玉は受けなしとなっている。

 終了時刻は午後5時39分。残り時間は深浦10分。杉本1分。

 勝った深浦八段は2回戦に進出し、北島忠雄六段と対戦する。

(17:50)

*   *   *

両者とも残り時間切迫、最終盤に

 93手目▲8八玉まで、互いに玉があぶりだされる最終盤の戦いとなった。

 残り時間は深浦14分。杉本2分。杉本は秒を読まれながら、△9二玉と早逃げをした。

(17:35)

*   *   *

検討通りの進行に

 69手目▲8八銀まで、控え室の予想通りの進行である。ここで龍を逃げていては勝負にならないと見たか、杉本は△7七龍と切って、▲同銀引に△9五桂と攻め続ける。以下は▲6一成香△同金と進んで、これも控え室の予想通り。「深浦優勢は間違いないでしょうね。でもここでどうするの?という局面です」と、ある検討者は言う。

 残り時間は深浦33分。杉本14分。

(16:55)

*   *   *

深浦八段が優勢か

 60手目△8四香の局面で深浦は長考に入った。控え室では若手棋士たちが検討を始めたところだった。43手目、先手が▲3七金とこちらに金を上がったところでは、振り飛車がよさそうにも見える。しかし現在はどうであろう。3七金は離れたままで、取られるよりなさそうな駒となっている。しかし形勢は深浦優勢という。進行の一例は▲6四桂△同歩▲5三香△6二金寄▲5一香成△8七香成▲同銀△7九龍▲8八銀。これは穴熊の堅さがいきる展開である。

 深浦は40分考えて、▲6四桂と銀を取った。以下△同歩▲5三香まで、控え室の検討通りに進む。

 残り時間は深浦35分。杉本40分。

(16:30)

*   *   *

派手な決戦に

 46手目、杉本の△2五桂はしばしば石田流側から繰り出される奇襲。先に桂を捨てるため、よほど条件がよくなければ成立しない。本局では先手は穴熊の堅陣に組んでいるが、後手としては大きく離れた3七金の形がポイントと見ている。

 深浦は37分考えて▲2四同飛。気合で売られたけんかを買った。杉本は当然△2四飛と飛車交換を挑む。以下は互いに飛車を敵陣におろして大決戦。アマチュア好みの派手な展開となった。

 午後3時を過ぎた時点では、▲1一飛成△1九龍と互いに香を拾った局面まで進んでいる。

 残り時間は深浦1時間22分。杉本58分。

 本局と同じく持ち時間3時間の棋聖戦最終予選はさらに進行が早く、羽生−井上戦、鈴木−堀口一戦はともに終わっていた。

(15:20)

*   *   *

対局再開

 午後1時、対局再開。深浦はすぐに▲4八金と寄って杉本の動きに対抗した。以下は△5三角▲2八飛△3六飛▲3七金△3四飛▲3六歩と進んで、30分が経った。

 ちょうどこの頃、隣りの特別対局室で対局中の羽生選手権者が席をはずして、本局を観戦に訪れていた。深浦と羽生の対戦成績は、深浦の10勝13敗。堀口一史座七段を破って朝日オープン選手権者となった深浦は、羽生の挑戦の前に2勝3敗で敗れた。昨年度A級順位戦最終局でも苦杯を喫し、その結果4勝5敗で降級という不運も体験した、この借りをまとめてすぐに返すには、今期五番勝負に進出するよりないだろう。

 深浦が手堅く受けてほっと一息ついたか、と思われた局面で杉本は24分考え、さらに積極的に△2五桂と動いた。

(14:20)

*   *   *

杉本、軽く仕掛ける

 杉本は本棋戦が現在の形に発展した2001年度、米長、森内、中原ら錚々たる顔ぶれを連破して、決勝に駆け上がった。五番勝負で対戦したのは、本日背中合わせに座っている堀口一史座七段(当時五段)。結果は杉本の1勝3敗で、惜しくも栄冠を手にすることができなかった。とはいえ、その確かな実力は誰もが認めるところ。さらなる活躍が見込まれる棋士の一人だ。棋聖戦最終予選では、今をときめく渡辺明竜王と対戦することが決まっている。

 36手目、杉本は35分考えて、△3六歩と突き捨てた。軽く、そして決断を要する仕掛けだ。以下▲同歩に△4五歩と突き、△5三角を見せる。

 対して深浦は36分を使って次の手を指さず、昼食休憩に入った。ここまでの消費時間は深浦1時間4分。杉本58分。

 昼食の注文は、深浦はなし。杉本はつけとろろそば。

(12:45)

*   *   *

居飛車穴熊VS三間飛車

 本局の隣りの棋峰の間では、堀口一史座七段が鈴木大介八段の到着を待っていた。今日から始まった棋聖戦最終予選の重要な対局である。いつもは早めに将棋会館に到着する鈴木八段も、電車が止まってはどうしようもない。

 本局は深浦が上座に座り、次いで名古屋から遠征してきた杉本が下座に着いた。記録係は戸辺誠三段(19歳、加瀬純一六段門下)。戸辺三段は深浦を尊敬していて、よく深浦の記録を取っている。振り駒の結果「歩」が4枚、「と」が1枚出て深浦の先手となった。

 両者は過去に4度対戦し、千日手局も含めると杉本は5回四間飛車に振っている。深浦は居飛車穴熊や左美濃に組んで持久戦で対抗。対戦成績は深浦の4連勝となっている。

 本局、杉本は三間に飛車を振った。深浦はすらすらと居飛車穴熊に組む。開始約1時間で、35手目▲7九金まで進んだ。

(11:35)

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深浦八段の先手で対局開始

 深浦康市八段―杉本昌隆六段戦は、深浦八段の先手で対局が始まった。深浦八段の初手は▲7六歩。

(10:23)

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トップ棋士VS気鋭の2局

 第24回朝日オープン将棋選手権(朝日新聞社主催)の本戦トーナメント、佐藤康光棋聖―佐藤紳哉五段戦と深浦康市八段―杉本昌隆六段戦が2日午前10時から、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で始まった。ともに、第一線のトップ棋士に、このところ好調な気鋭が挑む形で、好勝負が期待される。


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