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第24回朝日オープン将棋選手権 就位式

 【6月13日 東京・東京會舘】 

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就位式で米長会長から手渡された贈位状を持つ羽生選手権者=13日午後、東京・丸の内で

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羽生選手権者が就位式 「八王子対局で初心にかえる」 朝日オープン将棋

 第24回朝日オープン将棋選手権五番勝負(朝日新聞社主催)で3連覇を果たした羽生善治選手権者(35)の就位式が13日、東京都千代田区の「東京會舘」で約170人が出席して開かれた。日本将棋連盟の米長邦雄会長から贈位状が手渡され、朝日新聞社の三浦昭彦編集担当から賞金2000万円が贈られた。

 4月から5月にかけて行なわれた挑戦者・藤井猛九段(35)との五番勝負は、羽生選手権者自身が育った東京都八王子市での第1局に先勝、第2局を藤井九段が勝利、その後、羽生選手権者が2連勝し、3勝1敗で羽生選手権者が制した。

 挨拶に立った米長会長は、「おめでとう。さて、近ごろは子どもの将棋ファンが増えている。このような若い将棋ファンを増やすためにも羽生さんには今後も一層よい将棋を見せていただくことが大切だろう。私としても将棋という日本の伝統文化を支えてゆきたい」と述べて激励した。

 石倉洋子・一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授は、「羽生さんとは夫が将棋ファンであることから家族ぐるみのお付き合いをさせていただいている。また、羽生さんの著書『決断力』の書評を書かせていただいた。羽生さんのおっしゃる『見切る力』は、私の専門の企業戦略や意思決定に通じるものがある。今年の夏からはしっかり将棋を学びたい」と述べた。

 謝辞に立った羽生選手権者は、「挑戦者の藤井九段はスペシャリスト。五番勝負は一局一局がきわどい接戦だったが、第1局を私が育った八王子市で開催していただいたことで、初心にかえることができた。このことで、その後の対局もよい方向に結びついていったと感じている」と述べた。また会場全体に目をやり、「応援していただける方々の期待と私自身の充実感がともにまとまっていったらよいと思う。これからもがんばります」と結んだ。

 第1局立会人の加藤一二三九段は乾杯に先立ち、「圧勝された第3局は会心の勝利。新戦法を編み出していた。私は棒銀ばかりの一本槍ですから相手を喜ばせてばかりいる。羽生さんから学んで若手棋士と戦ってゆきたい」とお祝いの言葉を述べ、会場を沸かせた。  第2局立会人の大内延介九段は、「第1局から第4局まで全てぎりぎりの接戦であったと思う。第2局での藤井九段の完璧な振り飛車も見事だった」と対局を振り返った。



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