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第24回朝日オープン将棋選手権 五番勝負第2局

 【4月19日 茶寮宗園】 
▲藤井猛九段  対  △羽生善治選手権者

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五番勝負第2局フォトギャラリーフォトギャラリー

日程 見どころ 両対局者の声

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藤井九段は対羽生戦の連敗を9で止め「ほっとしました」

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対局を振り返る藤井九段(右)と羽生選手権者(左)

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羽生選手権者にしては不出来な内容であったか

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自信あふれる手つきの藤井九段

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午後の最初の一手は△4五同歩

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午後の戦い直前、熟慮の羽生選手権者

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羽生選手権者の2手目は△8四歩

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藤井九段の初手は▲7六歩

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駒を並べる両対局者

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藤井九段の色紙には「涓滴(けんてき)」の文字

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色紙に揮毫をする藤井九段

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羽生選手権者の色紙には「克己復礼(こっきふくれい)」の文字

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色紙に揮毫をする羽生選手権者

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将棋連盟から持参された水無瀬書・掬水師作の駒

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対局場の茶寮宗園

昼食休憩後の一手で明暗

 昼食休憩再開後の48手目、羽生は(1)△4五同歩と応じ、以下▲同銀△4四歩▲3六銀と進んだ。藤井は1歩に手持ちにしながら巧みに銀を繰り替え、鮮やかにポイントをあげたようだ。
 感想戦の結論は「ともかく(2)△3二金と上がるしかありませんでした」(羽生)。以下▲4四歩△同角▲同角△同銀の進行は本譜より優った。
 感想戦は淡々と進み、約40分ほどで終わった。

(18:37)

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勝負は振り出しに

 投了図では、後手は受けても一手一手。一方先手陣は手付かずの穴熊で、ここで投了もやむを得ない。
 羽生は序盤の引き角の作戦について、△4四歩から手得をしたので悪くはないと見ていた。一方藤井も▲4五銀と出た後、予定変更があったことを認めた。
 昼食休憩後、藤井が駒を組み換えたあたりは巧みであったか。駒がぶつかってからは藤井が少しずつ差を広げ、天敵を相手につけ入る隙を与えず勝利を収めた。藤井は117手目▲3五桂と打った局面で勝ちを意識したそうだ。
 五番勝負はこれで1勝1敗の振り出し。藤井は対羽生戦の連敗記録が9で止まったことについて、表情を崩さず「ほっとしました」と語っていた。

(18:20)

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藤井九段が勝ち1勝1敗に

 19日午前10時から仙台市太白区の「茶寮宗園(さりょうそうえん)」で指されていた第24回朝日オープン将棋選手権五番勝負(朝日新聞社主催)の第2局は午後5時42分、挑戦者の藤井猛九段(35)が羽生善治選手権者(35)を129手で破り、対戦成績を1勝1敗のタイとした。第3局は5月4日、大阪市北区の「芝苑(しえん)」で指される。
 羽生選手権者が序盤、角道を開けず?3一角と活用する「引き角戦法」を採り、趣向を見せたこの対戦。中盤以降は互角の持久戦模様になった。
 羽生選手権者がもっとも悔やんだのが、47手目?4五歩(途中図)に対する?同歩で、「?3二金と上がるべきでした」。実戦は、先手だけが歩を手持ちにして3六に銀を引いた。藤井九段はこの差を徐々に広げて完勝。持ち時間各3時間のうち残りは選手権者7分、挑戦者16分だった。
 解説の中川大輔七段は「藤井さんの指し方が巧みだった。羽生さんは戦いを先延ばしにする作戦で、少しずつ苦しくなった」と話した。
 〈藤井九段の話〉 序盤中盤は不満のない展開で、5筋の歩を伸ばしてよくなったと思った。(対羽生戦の連敗が止まり)少し安心した。
 〈羽生選手権者の話〉 4筋の歩を交換させたのがあまりよくなかった。銀を繰り替えられて少し苦しくなり、あとは差がついてしまった。

(17:50)

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東京本社で大盤解説会

 朝日新聞社東京本社の読者ホールでは午後3時半から、久保利明八段、中村真梨花女流初段を迎えて大盤解説会が開かれた。また、外出中に羽生選手権者が相振り飛車ではなく最初から居飛車で臨む作戦であることを知ったという飯島栄治五段が急遽登壇するとの報もあり、多くの将棋ファンが詰めかけ、150席用意した会場はほぼ満席になった。
 はじめに、久保八段が「飯島流ですね」とにこやかに水を向け、中村女流初段も「石橋幸緒女流四段も試みている戦法ですね」と添えた。飯島五段は「後手で藤井システムに対抗する戦術を展開するでしょうか。朝日オープンのような大舞台でこの戦法が試みられるのはわくわくします。是非勝って欲しい」と羽生選手権者へのエールを送ると場内はどっと沸いた。
 しかし、中盤以降は藤井九段の一方的な攻勢に、場内は丁寧な解説にうなずきながらも時おりため息が漏れる一幕も。
 埼玉県越谷市からかけつけたという62才の男性も「66手目が分れ目だったろうか。とはいえ、羽生さんもよく粘った。次局は相振り飛車となるだろうか」と第3局の動向に思いをはせていた。

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執念の飛車打ち

 121手目▲3一銀の時点で、控え室の中川七段は「いつ投了してもおかしくないですね」と断定。羽生は自玉に王手がかかった盤面を、長い間見つめていた。
 午後5時半を過ぎた頃、羽生は△3一同金と取った。藤井はすぐに▲同と。羽生は一呼吸を置いてから、中段に△3五飛と置いた。

(17:40)

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終局間近か

 118手目△5二銀打は羽生らしい妖しい手。対して藤井は龍を逃げずに、▲4三桂成△6一銀▲3一銀と決めに出た。
 控え室は終局間近の雰囲気。立会人の大内九段は対局室へと戻っていった。

(17:20)

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藤井、寄せに入る

 107手目、藤井の▲4二歩は軽妙な攻め筋。先手は4筋の歩が切れているのもポイントで、いざとなれば▲4九歩や▲4八歩と守れるのも大きい。以下は△同銀▲4三歩△同銀▲4二歩で歩の3連打。あっという間に後手陣の形が乱れた。
 112手目△7一歩に▲6一龍と逃げたのは細かいところ。▲7一同龍は△5三角〜△4二角で粘る余地を与える。
 藤井は3六銀を取らせる代償に117手目▲3五桂から寄せに入った。こうした展開となれば、やはり穴熊の堅さは頼もしい。

(17:12)

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タフな羽生の辛抱

 朝日新聞東京本社の大盤解説会場で登壇していた飯島五段は、66手目△3一角のところで「△4二角はなかったでしょうか」と残念そうに語る。5一の地点に利かせていれば▲8四角と飛車取りに出られたとき、△6一飛ではなく△8二飛で大丈夫だ。
 89手目、藤井の▲7三馬は快調な一手。桂得をしながら飛車取りの先手で攻めているのだからたまらない。羽生は△5四飛から飛車交換を挑んだが、その代償に守りの要の金がそっぽに離れた。
 95手目▲8五馬に対して(1)△同馬は▲同桂で、取れるはずの桂に逃げられてしまう。(2)△3九馬▲同金△7七歩成は自爆。▲5一飛で負けを早める。
 本譜、羽生は(3)△6六馬と辛抱を重ねた。中川七段は羽生の特長のひとつとして、勝負を絶対にあきらめないタフな精神をあげていた。局面は大差であるが、羽生はこうした状況から幾度も大逆転勝ちを収めてきた。
 藤井は現在、羽生に9連敗中である。楽観などはしていないだろう。

(17:01)

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藤井、完勝か?

 中川七段は85手目▲7二角まで並べられた継ぎ盤を前にして、「うーん、羽生さん困ってますね」。
 (1)△6二飛▲8三角成△6五桂と勝負に出るのは、その瞬間に▲5三歩成でしびれる。
 本譜、羽生は(2)△5一飛と寄って辛抱した。藤井は▲6三角成で、万全の押さえ込み体勢を築いた。
 羽生はノータイムで△7六歩と打ち、開き直る。
 残り時間は藤井46分。羽生42分。

(16:27)

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やはり藤井優勢

 羽生は馬を作って△7五馬と引き、△7三桂と跳ねて下駄をあずけた。粘りに出るときには、馬は最も頼もしい駒だが、形勢は依然羽生の方が苦しい。
 「▲5二角、▲6四角、▲7二角。どうやっても先手がよさそうに見えますね」(渡辺竜王)
 午後4時頃、藤井は▲7二角と打った。

(16:10)

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羽生の粘り

 69手目、藤井は▲5八飛と回った。自然な一手。得した筋の歩を更に▲5四歩と伸ばしていければ、気持ちがいい。
 羽生は△8六歩と突く。藤井は予期していたのか、すぐに▲同歩。以下△7五歩▲5六飛と進んだ局面で羽生は考え込んでいた。控え室のモニターテレビには、羽生が頭を抱えこむ姿が映る。やはり何か誤算があったのだろうか?
 やがて角取りに△8三歩。羽生はあまり打ちたくないところに歩を打って歩切れになる一方、藤井は▲7五角で3歩得である。羽生は様々な損を承知の上で角を手持ちにし、馬を作って粘りに出た。

(15:55)

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藤井よし

 63手目▲7七桂の時点で、消費時間は藤井1時間51分。羽生1時間11分。(持ち時間各3時間)
 68手目△6一飛の局面で渡辺竜王に見解を問うと、「それは先手よしでしょう」。即答が返ってきた。後手の攻めがつながるとは思われない。現在は先手が一歩得。また玉形も先手の方が堅い。「後手を持ちたいという人はいないでしょうね。羽生さんの意図は、よくわかりません。ここまで予定の行動とは思えないのですが……」(渡辺竜王)

(15:08)

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中盤の攻防

 羽生の△5五歩に対して、藤井は素直に▲同歩と応じる。△7三角は仕掛けの継続手だが、すぐに手になるかどうかはわからない。先手は△5五角出をどう防ぐか。
(1)▲4六角には△3五歩が筋。
 以下(A)▲同銀は△4五歩▲6八角△5五角▲7七角△同角成▲同桂△7九角が変化の一例。きれいに飛銀両取りがかかれば後手優勢だ。
 (B)▲同角は△8六歩▲同歩△5五角▲5八飛△5四歩。これも後手よしか。
 本譜、藤井は(2)▲6六角と上がった。後手にとっては、先手の角が常に攻撃目標となる。△6四歩▲同歩△6二飛▲7七桂はは予想通りの流れ。羽生の攻めがうまくつながるかは、やはりまだわからない。

(14:35)

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羽生、鋭く仕掛ける

 対局前夜、両対局者は娯楽室で関係者とともに時を過ごしていた。羽生は中川大輔七段と記者が打つ囲碁を観戦。藤井九段は夜遅くまで数人の記者と談笑をしていた。
 対局室に戻ってきた藤井はすぐに▲4五同銀と応じた。以下は△4四歩▲3六銀△3二金まですらすらと進む。両者玉側に金銀4枚を集めて、容易に負けない格好である。
 この次、藤井の手はしばらく止まっていた。控え室では中川七段が継ぎ盤の前に座り、記者に解説をしている。中川七段は地元仙台市出身。秋保温泉からは車で15分ほどのところで育ったそうだ。
 藤井はしばらく考えて▲5六歩と突いた。角頭を守っていた5六銀が3六に移動したので後手は(1)△6四歩と突いてみたくなる。しかし▲5七角の用意の返し技。以下△6五歩▲4六角△9二飛▲6八飛と進めば先手よし。
 羽生はじっと(2)△6二角と引いた。藤井も▲5七角。互いに角を引き合って戦いはまだまだこれからかと思われたところで、羽生は鋭く△5五歩と突いた。午後2時頃、ついに戦端が開かれた。

(14:15)

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開催地メモ

 対局がおこなわれている「茶寮宗園」のある秋保温泉は、仙台駅から車で約40分の太白区にある。日本三大古湯として知られ、古墳時代の第29代欽明天皇の病を治し、伊達家の入浴所も建てられた程の歴史ある温泉である。「秋保(あきう)」はアイヌ語の「アッポ(急流)」という言葉から来ており、蔵王からの雪どけ水が急流となり、名取川を流れていたことから由来するといわれている。
 温泉の泉質はナトリウム塩泉で、皮膚病や疲れ、リウマチ、婦人病に効果があるといわれている。茶寮宗園は源泉をもっている。羽生・藤井の両対局者もこの名湯に浸かり、コンディション良く対局日を迎えたのではないだろうか。
 対局にあてられた「泰山」は、2階に正式なお茶室がある部屋だ。茶の湯は今でこそ女性のたしなみという印象があるが、秀吉と利休の間で戦局を相談する場であったということもあり、落ち着きのある部屋である。まさに将棋の戦法を考えるにはふさわしい場ともいえよう。また、対局室からの眺めは、この地方では桜も梅も満開にはまだ早いこの時期に反し、しだれ梅が咲き誇り、対局者の心も癒される風景だ。

(14:10)

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再開の一手「4五同歩」が1位 WEB投票

1位は91票を集めた「4五同歩」。羽生選手権者も対局再開後の48手目、この手を指しました。約50分で計181票の投票がありました。

最新の投票結果

Q.昼食休憩後の「次の一手」は? 朝日オープン将棋五番勝負第2局(04/19)

本日指されている第24回朝日オープン将棋第2局。羽生選手権者が防衛にあと1勝と迫るか、藤井九段がタイに引き戻すかの一局です。昼食休憩後の羽生選手権者の48手目は何でしょうか。立会人の大内延介九段の出題です。予想してください。対局が再開される13時を目処に投票を締め切ります。

△4五同歩 91票
△3二金 59票
△7三桂 15票
その他 16票
181票(04月19日13:02)

(14:05)

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再開

 午後1時前、対局室に先に戻ってきたのは羽生。藤井が現れないうちに定刻となり、大内九段が対局再開を告げた。羽生はすぐに△4五同歩と指す。藤井が対局室に戻ってきたのは、それから約5分経ってからだった。

昼食休憩

 朝日新聞東京本社では、本日午後3時30分から久保利明八段と中村真梨花女流初段による大盤解説会が開かれる。先ほど急遽、飯島五段の飛び入り参加も決定したそうだ。
 47手目、藤井は3分で▲4五歩と駒をぶつけた。
 飯島五段によれば羽生選手権者は(1)△4五同歩と取り、▲同銀△4四歩▲5六銀と収めて、長い戦いになるのではないかとのことだった。
 他に大内九段が挙げた候補手は、自陣を固める(2)△3二金と、攻め味を見せた(3)△7三桂。
 羽生は10分を使い、午前12時、昼食休憩に入った。
 消費時間の通計は藤井54分、羽生43分。(持ち時間各3時間)

(12:06)

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左美濃VS穴熊

 もし本戦法の優秀さが認められ、棋界で爆発的に流行すれば「升田幸三賞」受賞も夢ではない。外出中に羽生選手権者の作戦を知ったという飯島五段は、驚きを隠せない様子だった。
 本局は羽生が早々に飛車先を決め、藤井は四間飛車ではなく最初から向かい飛車とした。つまり▲8八飛と振る前に、▲6八飛の一旦停車がない。その得を振り飛車はどう生かすかがひとつのポイントであった。
 藤井が▲4五銀と出てあえて△4四歩と突かせたのは、将来▲4六歩〜▲4五歩の争点を作った意味がある。
 藤井は▲1八香〜▲1九玉から穴熊に組んだ。飯島五段の講座でも詳しく解説されている展開だそうだ。羽生は4枚の金銀を結集しての左美濃。第1局の急戦から一転して、本局はいつ戦いが始まるかわからない持久戦となった。

(11:35)

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早い進行

 全棋界注目の本局、渡辺明竜王はネットで観戦中だという。
 「これは飯島流ですね。羽生選手権者が指すのは意外な感じがしました。飯島君は大喜びしているんじゃないですか。この戦法がはやるには、大舞台の番勝負で指されるよりない。でも自分が出るのは厳しいんで(笑)、羽生さんが指してくれないかな、と言ってましたから。今日は僕がしゃべるより、飯島君に聞いた方がいいと思います。
 (19手目)▲4五銀は早いですね。藤井さんは羽生さんがこの戦法でくると想定していたとは思えません。しかしこの戦法を指されたらどうするかは考えたことがあるのではないでしょうか。
 (△8四飛▲4八玉のあと)藤井さんは△4四歩と突かれたらどうするのでしょうか。藤井さんの意図が見えてきませんが……」
 渡辺竜王が指摘した通り、羽生は△4四歩で銀を追い返す。藤井はすぐに▲5六銀。あえて手損をしたのは、藤井の深謀遠慮なのだろうか。指し手は早いペースで進んでいる。

(11:25)

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飯島流VS向かい飛車

 第1局は後手番藤井の四間飛車に対して、羽生が居飛車で急戦を仕掛け、定跡最前線の攻防が展開された。
 第2局、本サイトの事前の戦形予想投票では相振り飛車が一番人気。近年羽生は振り飛車党を相手に自らも飛車を振り、高い勝率をあげている。
 羽生の序盤作戦が注目される中、2手目はあっさりと△8四歩。相振り飛車ではなく、最初から居飛車で臨む姿勢を明示した。
 藤井の3手目▲1六歩は、損にはならない様子見。対して羽生は角道を開けず、△3二銀〜△3一角〜△5三角と自陣内で角を繰り替える。業界内では「飯島(栄治五段)流・引き角戦法」と呼ばれている趣向だ。
 羽生が飛車先を伸ばしてきたのに対し、藤井は▲8八飛と向かい飛車に構える。関係者があわてて「週刊将棋」紙上で連載されている飯島五段の講座を見ると、最新回には「来週からいよいよ対向かい飛車編の解説に入ります」と記されていた。

(10:55)

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対局開始

 第2局の対局場は宮城県仙台市の奥座敷、秋保温泉。当地の桜は三分咲といったところで、もう何日かすれば満開となるそう。
 定刻午前10時前、まず挑戦者の藤井九段が対局室に入り、下座に着く。続いて羽生選手権者。両者駒を並べ終えた後、立会人の大内九段が時間になったことを告げ、両者一礼。対局が始まった。
 藤井の初手は▲7六歩。羽生の2手目は△8四歩だった。

(10:32)

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先手番、藤井九段の初手は7六歩

 羽生善治選手権者に藤井猛九段が挑戦する第24回朝日オープン将棋選手権五番勝負の第2局が19日午前10時、仙台市太白区の「茶寮宗園」で始まった。持ち時間は各3時間。先手番、藤井九段の初手は7六歩。第1局は羽生選手権者が先勝している。

(10:15)

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戦型予想、「羽生の居飛車・藤井の四間飛車」が1位 WEB投票

 対局日前日の18日の午後12時から、19日の午前11時にかけて、第2局戦型予想のWEB投票を行いました。1番の人気は「羽生の居飛車・藤井の四間飛車」。わずかの得票差で「相振飛車」が続きました。

Q.朝日オープン将棋五番勝負第2局、戦型予想は?(04/18)

羽生善治選手権者(35)に藤井猛九段(35)が挑戦する第24回朝日オープン将棋選手権五番勝負が、4月4日に開幕しました。第1局は先手の羽生選手権者が藤井九段の四間飛車を急戦で破っています。4月19日の第2局は藤井九段が先手です。あなたの戦型予想は?

   
羽生の居飛車・藤井の四間飛車 160票
相振飛車 188票
その他 60票
408票(04月19日10:47)

(04/19)

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両対局者が色紙に揮毫

 第2局の会場となる仙台市の「茶寮宗園」では18日、両対局者による対局室検分が行われた。対局室の「泰山」には、定刻の5分以上前にまず藤井九段が姿を見せ、続いて羽生選手権者が入室。将棋連盟から持参された水無瀬書・掬水師作の駒や将棋盤の感覚を確かめた後、照明や空調などのチェックを行った。
 検分の終了後、羽生選手権者がアサヒ・コム読者へのプレゼントとして色紙に揮毫。色紙には「克己復礼(こっきふくれい)」の文字が記された。藤井九段は、夕食後、同じくプレゼントとして色紙に「涓滴(けんてき)」と揮毫した。(プレゼントは後日、本サイト内で実施します)

(04/18)

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第2局、藤井九段が先手番

 羽生善治選手権者(35)が藤井猛九段(35)に先勝した第24回朝日オープン将棋選手権五番勝負(朝日新聞社主催)の第2局が19日午前10時から、仙台市太白区の「茶寮宗園(さりょうそうえん)」で指される。羽生選手権者が防衛にあと1勝と迫るか、第1局と替わって先手番となる藤井九段がタイに引き戻すかの一局だ。持ち時間は各3時間で同日夕に決着の見込み。
 大盤解説会は、東京・築地の朝日新聞東京本社で午後3時半から、大阪市福島区の関西将棋会館で午後5時から開かれる。

(04/18)

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