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< 第24回朝日オープン将棋選手権本戦第12局 >
  先手 ▲北島忠雄 六段     対   後手 △久保利明 八段
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1〜23手


▲7六歩
▲3四歩
▲2六歩
▲4二飛2
▲4八銀1
▲6二玉2
▲6八玉
▲8八角成=図
▲同 銀
▲7二玉
▲2五歩24
▲3二銀
▲7八玉
▲3三銀
▲5八金右
▲8二玉1
▲9六歩1
▲9四歩
▲7七銀2
▲5二金左4
▲4六歩2
▲6四歩3
▲7五歩4

▲7五歩4

棋譜

指了図・▲7五歩

棋譜

角交換四間飛車

 対局日の朝、JR千駄ケ谷駅から将棋会館に向かうゆるい坂道で、北島六段(39)を見かけた。路面を見つめながらゆっくりと歩く後ろ姿を、通勤の男女が足早に追い越して行く。頭の中でもう戦いが始まっているのだろうか。声をかけるのもはばかられる雰囲気があった。

 シードされて本局が初戦の久保八段(30)は、定刻直前に現れ、上座に着いた。記録係戸辺誠三段の振り駒はと金が3枚出て、北島が先手番に決まった。

 振り飛車党の久保が序盤で変化技を使った。「角交換は振り飛車が不利」の常識に挑戦するように8手目に△8八角成(図)と自ら角交換した。最近たまに見かけるが、まだ定まった名称がなく「一手損四間飛車」と呼ぶ棋士もいる。定跡を離れて力勝負に持ち込むのが久保のねらいだ。

 北島は慎重に構想を練り▲7五歩(指了図)と序盤の勝負手で応えた。 (佐々木賢介) [次の譜へ]

2006年04月28日


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