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< 第24回朝日オープン将棋選手権本戦第17局 >
  先手 ▲中原誠 永世十段     対   後手 △三浦弘行 八段
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65〜75手


▲8七玉5
△4六歩 
▲9五歩1
△3九角7
▲2七飛10
△4八角成
▲4五歩1
△3八馬1
▲1七飛 
△2九馬 
▲9六玉1

△4五歩まで

棋譜

指了図・▲9六玉

棋譜

中原入玉流 

 過去、両者の対戦成績は三浦の6勝4敗。ただし、最近は中原が3連勝している。

 「中原先生の将棋は一言でいうと手厚い。特に変わった手を指されるという印象はないけど、気がつくと悪くなっていることが多い。3連敗は本気を出されたということでしょう」と三浦。

 図の△4五歩は戦線の拡大策だ。このままでは後手も攻め駒不足なので駒の入手を求めたのである。双方が自らの玉頭から戦いを起こすという不思議な将棋になった。

 解説の加藤九段は、ここが先手の頑張りどころだと言う。

 加藤「私なら△4五歩に▲3五歩と反撃したい。以下△同歩▲4五銀△4九角▲7七金上△4五銀▲同馬。先手陣にも不安はあるが、かなりの戦いだと思う」。

 だが、中原は5分で▲8七玉と立った。この入玉作戦が最初からの狙いだったのである。

 「中原先生、入玉が好きだからなあ」。控室では真部一男八段や佐藤義則八段らがテレビに映るこの将棋を見てあれこれ話していた。「若手殺し」という声も聞かれる。その控室では先手よしのムードだったが、実際はそうでもなかったらしい。指了図で三浦が好手を指す。 (青) [次の譜へ]

2006年05月30日


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