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< 第24回朝日オープン将棋選手権予選第10局 >
  先手 ▲中田宏樹 七段     対   後手 △塚田泰明 九段
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1〜22手


▲7六歩
△3四歩
▲2六歩
△8四歩
▲2五歩
△8五歩
▲7八金
△3二金
▲2四歩
△同 歩
▲同 飛
△8六歩
▲同 歩
△同 飛
▲3四飛=図
△3三角
▲3六飛
△2二銀
▲8七歩3
△8五飛
▲2六飛
△4一玉

▲3四飛まで

棋譜

指了図・△4一玉

棋譜

夏の思い出

 61年に東京・千駄ケ谷にできた将棋会館は木造2階建てで冷房設備なし。当時の棋士には冷房嫌いが多かったのだ。そんな昔をふと思い出したのは、両対局者ともに半袖シャツを着用していたせいである。

 上座についた塚田がひざの前に小物を並べる。扇子、腕時計、たばこ、キャンデー、水のボトルなど。中田は手ぶらである。

 この2人、去年の夏に前回の予選で対戦している。勝った中田は次の川上猛五段にも勝って本戦入りし、初戦で森内俊之名人を倒したけれど鈴木大介八段に負けた。

 対戦成績は中田が5勝2敗の勝ち越し。今期の竜王戦で本戦入りして張り切っている塚田、今回はしっかりお返しをするぞとばかり、口元を引き締めて盤に向かう。

すらすらと駒が動き出した。先手の中田が横歩を取れば、塚田も迷うことなく△8五飛で中座流の構え。

 2人の勝負には急戦将棋が多い。

(東公平) [次の譜へ]

2005年11月11日


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