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< 第24回朝日オープン将棋選手権予選第15局 >
  先手 ▲北島忠雄 六段     対   後手 △泉正樹 七段
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84〜95手


△5七香2
▲6八玉4
△8九成香17
▲5一銀3
△6一銀3
▲7四桂5
△7九角2
▲7八玉
△7五飛
▲8九玉
△7四飛2
▲8六桂

▲7一竜まで

棋譜

指了図・▲8六桂

棋譜

混戦

 泉七段は図から△5七香と玉頭に打って反撃した。▲同玉は△7九角▲6八香△4五桂▲5八玉△5七銀以下先手負け。北島六段は▲6八玉とかわした。▲6九玉が形のようだが、それには△2六角が詰めろで先手負け形。受けに強い北島は間違わない。泉は熟考して△8九成香と寄せる。プロらしい好手だ。

 先手が▲5一銀と詰めろをかけたとき、泉は△5三玉と早逃げするか本譜のように△6一銀と受けるか迷った。△5三玉には▲6二銀不成△4四玉が予想される。加藤九段は「難解ながら後手有望」の見解だった。

 後手の△6一銀には北島も▲7四桂と攻め駒を加えて圧迫する。泉も読んでいた。△7九角の王手で先手玉を7筋に追い、さらに3筋の飛車を7筋に回して王手し、手順に△7四飛と桂を奪い、詰めろを解消した。混戦の終盤だ。

 指了図の▲8六桂は、敗着になりかねなかった悪手。正しくは▲7八香と打って後手の飛先を止めれば北島の勝ち。加藤九段の研究によれば以下△7五桂▲7九玉△6七桂不成▲6八玉△5八香成▲6七玉で逃げ切っている。

 泉が絶好機を迎えた。 (佐々木賢介) [次の譜へ]

2005年12月24日


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