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< 第24回朝日オープン将棋選手権準々決勝第3局 >
  先手 ▲森下卓 九段     対   後手 △谷川浩司 九段
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97〜118手


▲7二歩
△8一金5
▲1八歩10
△1七歩1
▲同 歩
△同香成 
▲同 香
△1六歩 
▲4八玉3
△1七歩成1
▲5六歩
△7五角2
▲5七角
△2八歩成3
▲6三と
△3八と1
▲同 金1
△5九銀3
▲3七玉
△5七角成
▲同 金
△4八銀打 まで、
谷川九段の勝ち

△1六同香まで

棋譜

終了図・▲4八銀打

棋譜

最後は光速

 最近、ある将棋雑誌に載った谷川のインタビュー。「年をとって衰えるものは?」という質問に、「記憶力。終盤の力は変わらない」という返事を見て驚いた。実は、年をとると最初に衰えるのが終盤力だという棋士が多いから。谷川のような終盤の天才は感じ方が違うのだと思った。

 もちろん、43歳という年齢はまだまだ衰える年ではない。谷川もあと10年は第一線でやれる自信を持っているはずだ。

 図の△1六同香に▲同香は△1七角▲4八玉△3九銀で寄り筋。▲玉を3七まで追ったときに4六の地点をふさいだ効果が出てくる。

 ▲4八玉から▲5六歩と突いて延命を図った森下だが、そこで△7五角の王手が谷川のスマッシュ。これで決まった。あとの△5九銀に▲同金は△5七角成▲同玉△5九飛成で寄り。最後は△4八銀打の王手を見て森下の投了になったが、終了図以下は▲4六玉に△5七銀不成▲同玉△6八角以下の即詰みだ。

 谷川快勝。次は準決勝で藤井―深浦戦の勝者と対戦する。 (青)

2006年07月04日


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