ここから本文エリア現在位置asahi.comトップ > 将棋 > 朝日オープン記事

< 第25回朝日オープン将棋選手権 アマプロ戦2回戦速報 >

 【7月17日 東京・将棋会館】  ▲佐藤秀司六段  対  △加藤幸男アマ

別ウインドウで開きます指し手再現  | 使い方

予選組み合わせ | アマ対プロ成績

写真

対局終了直後、盤面に目を落とす加藤アマ。力を発揮できず無念

写真

随所にプロらしい指し回しを見せ、佐藤六段(右)が加藤アマに完勝

写真

昼食休憩時、対局室で棋譜を見つめる瀬川晶司四段

写真

43手目▲1七香までで昼食休憩

写真

対局場は東京・将棋会館4階「特別対局室」

写真

2手目を指す加藤幸男アマ

写真

初手を指す佐藤秀司六段

加藤アマ、力を出しきれず

 加藤アマが「少し軽すぎましたか」と悔やんでいたのは44手目△9三桂。先手に▲6五歩〜▲6六銀と押さえ込みに来られて、苦戦を意識したという。感想戦では代わりに△7三角と引く順が調べられていた。このあたりは今後の検討課題であろう。

 66手目△9二飛までは実戦例通り。しかし加藤アマはそれを知らず、実戦の最中に自分で読み進め、そこまでたどり着いた。局後加藤アマは「全然ダメでしたね」と苦笑していた。

 77手目▲8三桂は決め手。佐藤六段は攻めを催促して余せると判断した。以下は加藤アマの猛攻をしのぎながら手に乗って入玉。実にプロらしい勝ち方を収めた。

 感想戦は1時間弱で終了した。森内俊之名人は棋譜を見て「(加藤アマは)力を出しきれませんでしたか。1時間も残して負けるのでは、ちょっともったいなかったですね」と感想を述べていた。

2006年07月17日 17時37分

*   *   *

プロ完勝で終幕

 107手目▲9七玉まで、佐藤六段は角を渡したものの、後手陣に潜り込んで負けはなくなった。あとは▲7二龍と入って、上と横から攻めれば加藤玉はひとたまりもない。

 加藤アマは4分考えて△8一金と打った。佐藤六段はノータイムで▲8二歩。△9二歩はもちろん二歩で打てないことを見越している。攻防ともに見込みのなくなった加藤アマは4分考え、ここで潔く投了した。

 終了時刻は午後4時0分。消費時間は佐藤2時間5分、加藤2時間1分。(持ち時間各3時間)

 一局を振り返れば、内容的にはプロの完勝であった。アマ側はエースの加藤朝日アマ名人も敗退し、今期のアマプロ戦はすべて終了した。

2006年07月17日 16時16分

*   *   *

佐藤六段、加藤アマ下す

 第25回朝日オープン将棋選手権(朝日新聞社主催)の予選2回戦、加藤幸男・朝日アマ名人(24)と佐藤秀司六段(39)の対局が17日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指され、加藤アマは109手で敗れた。これで1回戦を突破したアマ3人全員が敗退した。

2006年07月17日 16時10分

*   *   *

佐藤六段、入玉に成功

 101手目▲9六玉までで、消費時間は佐藤2時間5分。加藤1時間54分。

 加藤アマの猛攻が続くが、佐藤六段は丁寧に面倒を見て手段を与えない。以下は手に乗って▲9三玉まで、一直線に入玉を果たした。

2006年07月17日 15時55分

*   *   *

佐藤六段優勢

 佐藤六段が受けきるか、それとも加藤アマが攻めきるかという進行。条件はかなり佐藤六段の方がよさそうだ。

 ▲7四飛以下はほとんど変化の余地がない進行で、控え室の予想通り。

 加藤アマは94手目△7六銀まで必死に迫るものの、少し届きそうにない。

 形勢ははっきり、佐藤六段よしのようだ。

2006年07月17日 15時42分

*   *   *

加藤アマ、総攻撃開始

 76手目、加藤アマは△7一香と打った。「下段の香に力あり」だが、手厚い佐藤陣を突破することができるかどうかはわからない。

 佐藤六段は▲8三桂と打ち、攻めを催促する。やって来いという一手だ。ならば以下は騎虎の勢い。加藤アマは△7四飛から総攻撃を開始した。

2006年07月17日 15時31分

*   *   *

空中要塞完成

 74手目△7二飛の局面で午後3時を過ぎた。

 消費時間は佐藤1時間43分、加藤1時間42分。(持ち時間各3時間)

 佐藤プロは▲8七金と上がり、空中要塞を築き上げる。加藤アマに攻略の方法はあるだろうか。

2006年07月17日 15時09分

*   *   *

スクラムトライなるか

 69手目、加藤アマの応援団は(1)▲7三桂を検討していた。

 本譜、佐藤六段はじっと▲2八飛。指したい手がたくさんある中で力をためる、いかにもプロらしい一手だ。△4二角には▲7六玉と上がり、いよいよスクラムトライの体勢。先手は入玉も視野に入ってきた。

 加藤アマは形勢のよしあしが大きく態度に現れるという。「幸男君、少し元気がないですね」とは控え室の声。現局面はプロが指せる形勢か。

2006年07月17日 14時54分

*   *   *

未知の局面に

 66手目△9二飛の後、▲郷田−△行方戦では(1)▲5七角△4五歩▲7三桂(!)と進んでいる。結果は上部を手厚く開拓した先手の勝ちだった。

 本局、佐藤六段は(2)▲6六金と上がった。これで実戦例から離れ、未知の局面となった。

 加藤アマはすっと△6二銀。7三の地点を受けつつ、△4二角の活用を見せている。

2006年07月17日 14時31分

*   *   *

端から攻め込む加藤アマ

 加藤アマが△9二飛〜△9七桂成と端から攻め入ったのも▲郷田−△行方戦の進行通り。押さえ込みからあわよくば入玉を目指す先手に対して、後手は網を破って攻めをつなげることができるか。

 66手目△9二飛まで、消費時間は佐藤1時間15分、加藤1時間24分。(持ち時間各3時間)

2006年07月17日 14時20分

*   *   *

押さえ込みを目指す佐藤六段

 控え室には、加藤アマと同じく立命館大出身の武田俊平アマが訪れている。武田アマは本棋戦1回戦で今期絶好調の中村亮介四段と対戦し、惜しくも敗れている。アマ10人のうち、2回戦に進出したのは3人。2回戦では清水上徹アマと城間春樹アマは敗退し、残るは加藤アマただ一人となった。

 佐藤六段は▲6五歩△7三角▲6六銀と盛り上がり、手薄となった加藤アマの攻撃陣から手を作ろうとする。以下△8五桂▲7五歩まで、2002年2月の王座戦二次予選・郷田真隆棋聖−行方尚史六段戦(肩書はいずれも当時)と同じ進行である。「幸男君はその将棋を知っているはずです」と武田アマ。漫然と指していては、佐藤六段の押さえ込みが決まってしまう。早くも勝負どころである。

2006年07月17日 13時56分

*   *   *

対局再開

 昼食休憩時、対局室では瀬川晶司四段が本局の棋譜を眺めていた。瀬川四段は昨年まで、加藤アマと同じくNECチームに所属していた。今日は将棋会館で午前中は仕事。午後からは本局の観戦だそうだ。

 午後1時、対局再開。加藤アマは△9三桂と跳ねた。

2006年07月17日 13時32分

*   *   *

昼食休憩

 加藤アマは28分考えて△3三銀を選んだ。

 佐藤六段は▲1七香。角筋から香を逃げつつ、場合によっては▲1八飛の雀刺しを狙っている。

 この次、後手は△9三桂と跳ねて攻める大勢をつくるか。それとも△7三角と引いて先手の出方を待つか。加藤アマは11分を使って、ここで昼食休憩に入った。

 消費時間は佐藤50分、加藤54分。(持ち時間各3時間)

 昼食の注文は、佐藤六段はうま煮ラーメン。加藤アマはきのこそば。

2006年07月17日 12時22分

*   *   *

中盤の分かれ道

 40手目△2四銀まで、消費時間は佐藤32分、加藤15分。(持ち時間各3時間)。盤面はしばらくここで止まっていた。

 先手の選択肢は▲4六銀、▲1七香、▲2五歩など。いずれもある程度の実戦例が残されている。

 本譜、佐藤六段は▲2五歩と突いた。今度は加藤アマが考える番だ。

 (A)△同銀ならば▲4六歩と突いて、後手の2五銀をめぐっての戦いとなる。

 (B)△3三銀と引けば後手二手損。しかし先手に▲2五歩と突かせたことによって、後に▲2五桂と跳ねだしていく順などはなくなっている。手損がそのまま損にならないのが、将棋の面白いところだ。

 加藤アマが考慮中に、時刻は11時半を過ぎた。

2006年07月17日 11時37分

*   *   *

アマ棋界のエース、加藤朝日アマ名人

 連休最後の本日、公式戦は本局1局のみ。東京は朝から小雨が降っている。

 37手目▲1五歩まで、佐藤六段は先後いずれを持っても指した経験がある。一方の加藤アマも、序中盤の研究にかけてはアマ棋界屈指。水面下では早くも静かな戦いが始まっている。

 加藤アマはプロの公式戦において、現在まで3勝2敗の成績を収めている。本棋戦においては2001年には安用寺孝功四段(当時)、神崎健二七段を連破。今年は遠山雄亮四段を破って、堂々の2回戦進出である。

2006年07月17日 11時15分

*   *   *

現代矢倉の基本形

 佐藤六段は1990年10月に四段に昇段し、プロとしてデビューした。公式戦におけるアマプロ戦は、デビュー直後の1局(竜王戦6組、対天野高志アマ)のみで、そのときはアマに敗れている。佐藤六段は後に1992年で新人王戦で優勝するなど、現在は実力派の中堅として知られている。

 加藤アマの10手目△3二金はちょっとしたこだわり。先手が飛車先を突いていない以上、△4二銀は不急の一手と見ているのだ。

 32手目△2二玉までは、現代矢倉の基本形。ここからは中盤における、本格的な矢倉の駆け引きが見られそうだ。

2006年07月17日 10時54分

*   *   *

矢倉模様

 本局は東京・将棋会館4階「特別対局室」で指される。上座には佐藤秀司六段、下座には加藤幸男朝日アマ名人が座り、午前10時の定刻前に、両者駒を並べ終えた。

 記録係の植木祐斗4級(15歳、佐藤康光棋聖門下)が振り駒をした結果、「歩」が4枚、「と」が1枚出て、先手は佐藤六段に決まった。

 佐藤六段▲7六歩、加藤アマ△8四歩の後、序盤は両者得意の矢倉模様に進んでいった。

2006年07月17日 10時36分

*   *   *

先手は佐藤秀司六段

 第25回朝日オープン将棋選手権(朝日新聞社主催)の2回戦、佐藤秀司六段―加藤幸男アマ戦が、7月17日午前10時から東京・千駄ケ谷の将棋会館で始まった。持ち時間は3時間。振り駒で、先手は佐藤秀司六段に決まった。

2006年07月17日 10時10分

*   *   *

加藤幸男アマが佐藤秀司六段に挑む 朝日オープン2回戦

 第25回朝日オープン将棋選手権(朝日新聞社主催)の2回戦、佐藤秀司六段―加藤幸男アマ戦が、7月17日午前10時から東京・千駄ケ谷の将棋会館で指される。持ち時間は3時間。先手後手は振り駒で決められる。

 1回戦を突破したアマ3人のうち城間春樹アマと清水上徹アマの2人が敗退。残るは、加藤・朝日アマ名人1人となった。注目される本対局を10時からアサヒコム将棋ページで速報します。

2006年07月17日 9時40分

*   *   *



この記事の関連情報

朝日新聞サービス

ここから広告です
広告終わり
∧このページのトップに戻る
asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。 Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.