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< 第25回朝日オープン将棋選手権五番勝負第1局 >
先手 ▲ 羽生善治  選手権者   対   後手 △ 阿久津主税  挑戦者

羽生の完勝譜

2007年07月16日

 「将棋大賞」に今春新たに「名局賞」が設けられ、前期のA級順位戦プレーオフ、谷川浩司九段―羽生善治三冠戦が選ばれた。本局は今年度の候補局とまではいかないだろうけれど内容の濃い、話題の一局になった。

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△6八成桂まで 棋譜

89〜93手

  1. ▲5一飛成 
  2. △4一銀
  3. ▲4三桂  
  4. △2二玉
  5. ▲2一金

まで、
羽生選手権者の勝ち

終了図・▲2一金まで

棋譜

 淡々と指し手が進み、1分将棋の阿久津が秒読み前に投了を告げて終局した。

 終了図からの詰みは、(1)△1二玉なら▲2二金打△同飛▲同金△同玉▲2一飛以下容易。(2)△2一同玉なら▲4一竜△3一歩▲同桂成△同角▲3二竜以下容易。

 すぐに笑顔になった両対局者は、感想を話し合いながら報道陣を待つ。写真撮影と談話取材のあと、大盤解説場へ出向き、ファンに感想やお礼の言葉を述べた。対局室に戻っての検討が終わると、地元福岡の世話役の皆さんもまじえた、にぎやかな夕食会に移った。

 翌日、福岡から羽田空港に着いた時、阿久津挑戦者の姿が見えなかった。後日聞くと、大阪に立ち寄って橋本崇載七段ら親しい友人たちと歓談し、さらに、順位戦昇級の杉本昌隆七段、昇段した中田章道七段と中山則男六段(指導棋士)の、名古屋で開かれた祝賀会に出席したそうだ。その、将棋の盛んな名古屋での第2局を次から掲載する。

(東公平)

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