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< 第25回朝日オープン将棋選手権五番勝負第2局 > 横歩取り2007年07月23日 「名古屋の将棋ファンは日本一です」
10日ほど前にも名古屋に来ていた阿久津は、前夜祭でそうあいさつして盛んな拍手を浴びた。 確かに、名古屋のファンの結束力は日本一だろう。前夜祭でも対局当日のイベントでも、中山則男指導棋士六段や鬼頭孝生・棋道師範のかけ声の下、数十人の裏方さんがきびきびと動く。この結束力は故板谷四郎、故板谷進の両九段親子が長年の普及活動によって作り出した遺産でもある。 両対局者が引き揚げた前夜祭の後半では第2局の戦型予想がされた。立会人の大内延介九段、新聞解説の渡辺明竜王、大盤解説の杉本昌隆七段の3人はいずれも「羽生さんの振り飛車」と予想。しかし、見事に外れた。羽生は「今回は最初から横歩取りの予定だった」と終局直後に明かした。 その横歩取りに対し、阿久津はご覧のような▲5八玉型を採用した。最近のプロ棋戦で一番多く指されているのは居玉で戦う「新山崎流」だが、阿久津は「他人の名前が付いた戦法を使うのは面白くないと思った」と言う。この気骨がまた若者らしい。 角交換から▲7七桂、そして▲5六飛と、阿久津は序盤から積極的に揺さぶりをかける。 (青) |
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