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< 第25回朝日オープン将棋選手権五番勝負第3局 > 意外な作戦2007年07月30日 第3局は4月30日、大阪市北区の料亭「芝苑(しえん)」で行われた。本棋戦の前身、全日本プロトーナメントの時代からおなじみの対局場だ。
午前9時過ぎ、芝苑にはもう阿久津挑戦者がいた。宿泊先のホテルからは車にしても、かなり早い。和服の着付けを手伝ってもらう時間も考慮してのことだろう。 対局室のある4階に上がると、阿久津の身の回りの世話をする芝苑の女性がにっこり笑って「いま、お部屋でおにぎりを召し上がっています」と教えてくれた。朝食はホテルですますことになっているが、どうやら阿久津は朝食抜きでやって来たようである。 あとで本人に確認したら7時ごろに起床し、その後はホテルの自室でぼんやりしていたという。本局で見せた意外な序盤作戦のことを考えると、たぶん阿久津は起きたときから将棋のことばかり考えていたのだろう。 定刻10時、立会人・桐山清澄九段の合図で対局開始。後手番の阿久津は4手目に角を交換した。流行の「後手一手損角換わり」は△3二金▲7八金△8四歩▲2五歩の交換をしてから△8八角成とするので、それとは意味合いが異なる。 指了図の△2二飛が大胆不敵。▲6五角が見えているが、後手はだいじょうぶなのか。 (遊) |
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