|
< 第25回朝日オープン将棋選手権五番勝負第4局 > 看板の重さ2007年08月06日 朝日オープン過去24回(第19回までは全日本プロトーナメント)の、歴代の選手権者(優勝者)は11人を数える。制覇(優勝)回数別に分けると、1回が7人で2回が2人。最高は谷川浩司九段の7回で、羽生が6回でこれに続いている。ちなみに、挑戦者(準優勝者)を加えたファイナリストの人数は24人(今回の阿久津を含む)。本局の立会人・青野照市九段は第1回の準優勝者、解説役の屋敷伸之九段は第14回の優勝者だ。
全日本プロ時代の主役が谷川九段(優勝7回に加えて準優勝も最多の3回)なら、挑戦手合制に変わってからの顔が3連覇中の羽生選手権者であるのは論をまたない。第20回以来、全6回の通算成績は23勝6敗。先手番に限れば、18戦全勝という驚異的な強さを誇る。 本棋戦は、予選から番勝負まで持ち時間3時間という、時代を先取りするシステムで争われてきた。新しい流れに見事に対応した谷川、羽生の両雄を駆り立てたのは、背負った看板の途方もない重さだったに違いない。 盤上は角換わり腰掛け銀。オーソドックスな同形に進むかと思われたやさき、阿久津は突如▲5八飛と回った。 (剣) |
||||||