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< 第25回朝日オープン将棋選手権 挑戦者決定戦決勝 >
先手 ▲ 鈴木大介  八段   対   後手 △ 阿久津主税  五段

強豪と新鋭

2007年07月09日

 挑戦者決定戦は強豪と新鋭の対決になった。豪快な振り飛車党として知られる鈴木八段と、大器と評判の阿久津五段。どちらも、対局前には気合の入った抱負を聞かせてくれた。

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△3二玉まで 棋譜

1〜25手

  1. ▲7六歩
  2. △3四歩
  3. ▲6六歩
  4. △8四歩
  5. ▲6八銀
  6. △6二銀
  7. ▲5六歩
  8. △5四歩
  9. ▲5八飛
  10. △4二玉
  11. ▲4八玉
  12. △3二玉=図
  13. ▲3八玉
  14. △5二金右1
  15. ▲2八玉
  16. △5三銀
  17. ▲1六歩
  18. △3三角7
  19. ▲3八銀1
  20. △2二玉
  21. ▲7七角
  22. △3二金19
  23. ▲4六歩4
  24. △8五歩6
  25. ▲6五歩7

指了図・▲6五歩まで

棋譜

 「調子は絶好調。阿久津君とはこれからどんどん当たる。ここでたたいておかないと」と鈴木。一方の阿久津は「ここまで来たら、五番勝負を意識して戦う。羽生さんとやりたい」。

 3月7日の対局。缶コーヒーやウーロン茶のペットボトルをたくさん抱えて現れた鈴木に対し、阿久津は扇子一本だけ手にしてさっそうとやって来た。文字通りの若武者ぶりだ。

 作戦家の鈴木はいきなりその若武者の意表を突くことを考えた。それが本譜の出だしである。

 「阿久津君は当然、鈴木君が得意とする3手目先手7五歩からの新石田流を想定していたはず。鈴木君が先手6六歩型の中飛車を指すのは初めて見た。相手の研究を外す狙いと自分のレパートリーを増やそうという意図の両方だと思う」と藤井猛九段は解説した。

(青)

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