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< 第25回朝日オープン将棋選手権本戦第1局 >
  先手 ▲安用寺孝功 五段   対   後手 △鈴木大介 八段
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64〜88手

        
△7三同銀3
▲同桂成  
△同角1
▲7四歩1 
△6四角
▲8四桂5 
△2八歩2
▲7二桂成3
△同玉
▲7三歩成 
△同玉
▲5五銀打1
△2九歩成1
▲同玉1  
△2七歩
▲3九玉  
△4六桂
▲6四銀2 
△同歩
▲7四歩  
△8三玉
▲2七銀1 
△3六歩1
▲4八金寄5
△3五桂
▲―――1
まで、
鈴木八段の勝ち

▲7三歩まで

棋譜

終了図・△3五桂

棋譜

鈴木が制勝

 ▲7三歩には、△同桂▲7四歩△8五桂▲同歩△5一角▲3二馬△2六飛▲2七歩△2五飛▲8四桂で十分、が安用寺の読み筋だったが、独善だった。△同銀で手順に壁銀を解消され、後手玉に寄りつく順がないのではひどすぎる。△2八歩が痛打で、大勢が決した。

 終了図以下は▲3六銀に△2七歩で、先手玉は一手一手の寄り。さかのぼって▲7三歩では、▲3二馬とすれば難解な形勢が続いていた。以下△2六飛▲2七歩に、(1)△2五飛なら、▲7三歩△同桂▲7四歩で安用寺が思い描いた手順に合流する。(2)△5六飛なら、▲同歩△7六歩▲4八歩△8三銀と進んでいい勝負だ。ちなみに本譜▲7三歩△同銀の後に▲3二馬は、△2六飛〜△5六飛で後手玉の懐が深く、先手攻め合い負けになる。

 安用寺は勇み足で初陣を飾れず。辛抱の指し手を実らせ、鈴木が2回戦一番乗りを決めた。

(剣)

2006年12月05日


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