|
指し手再現 | 使い方
|
19〜35手
▲2八玉 △1二香
▲1八香2 △1一玉
▲1九玉 △2二銀
▲2八銀 △3一金1
▲6七銀 △8四歩2
▲3九金 △8五歩
▲5六銀3 △5二金4
▲6九飛11 △5五歩5
▲4七銀26
|
|
△2二玉まで
|
|
指了図・▲4七銀
 |
機敏な開戦
広瀬四段の紹介をもう少し。棋士名鑑に愛読書は「数学の参考書」とあって驚いたが、実は早稲田大学教育学部数学科の2年生と聞いて納得。大学のサークル活動でサッカーをやっており、9月初めには2泊3日の合宿にも参加した。厳しい勝負の世界と学生生活を両立させている今風の棋士のひとりだ。
図から先手は振り飛車穴熊に、後手は居飛車穴熊に囲い合った。序盤のかけひきもあって後手の囲いが1手早い。こういうところに経験豊富な三浦八段の試合巧者ぶりが表れている。
先手が飛車先の歩を伸ばしたのを見て、広瀬は▲5六銀〜▲6九飛とした。次に▲4九飛と回って4筋攻撃を狙うつもりだった。
その瞬間、三浦が△5五歩と仕掛けた。機敏な開戦だ。先手は▲同銀と歩を取りたい。しかし取ると△4五歩▲6五歩△4六歩。以下▲同銀は△7七角成。▲6四歩と攻めるのも△同歩▲同銀のあと△7七角成▲同桂△4七歩成▲同金△5八角の筋があって指しきれない。広瀬は昼食休憩をはさむ26分の長考で▲4七銀(指了図)と引いた。
(佐々木賢介)
[次の譜へ]
2006年12月26日