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< 第25回朝日オープン将棋選手権本戦第4局 >
  先手 ▲広瀬章人 四段   対   後手 △三浦弘行 八段
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84〜100手


△8二竜7
▲5一飛成1
△6五馬
▲5七角
△4五桂1
▲4六角3
△5六馬
▲4七金2
△同 馬2
▲5五角
△6四銀1
▲2二角成
△同 玉
▲4四歩1
△同 金5
▲4一成香1
△5二金1


まで、
三浦八段の勝ち

▲6九歩まで

棋譜

終了図・△5二金

棋譜

大人の勝ち方

 「三浦将棋の良さは、少し優勢の局面から着実に差を広げるうまさにある」。解説者・泉正樹七段の見方だ。本局も相手にも攻めさせながらいつの間にか大優勢の局面を作り上げた。

 図で広瀬四段は金底の歩を打って粘る構えを見せた。三浦は△8二竜と引き、相手の攻めを切らしにかかった。△6五馬で先手の角もいじめる。「馬を好位置に引かれ、だめと思った」と局後の広瀬も劣勢を認めた。

 三浦が△4五桂から角を追い回したとき、広瀬が▲4七金とただ捨ての奇手を出す。△同馬に▲5五角ととび出し、最後の抵抗を試みた。

 三浦は落ち着いて△6四銀と堅く受ける。若手に暴れたいだけ暴れさせ、最後は△5二金(終了図)の竜取りでようやくあきらめさせた。以下▲6一竜と逃げても△5一歩で先手の攻めは続かず、勝ち目はない。

 「見た目はやれそうな局面が、実は大差でびっくりした」と広瀬。結果は残念だったが、いい経験になったことだろう。三浦は大人の指し回しで快勝、格上の貫禄(かんろく)を示した。 (佐々木賢介)

2006年12月26日


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