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< 第25回朝日オープン将棋選手権本戦第5局 >
  先手 ▲糸谷哲郎 四段   対   後手 △中原誠 永世十段
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75〜97手


▲3六同金6 
△8四桂
▲8五銀1  
△同銀11
▲同桂1   
△7六桂
▲9三歩24 
△6八桂成2
▲9二歩成  
△同玉
▲9五香   
△8二玉4
▲7四香1  
△6二金左1
▲9三香成8 
△7一玉3
▲8三成香  
△2七銀4
▲7二成香  
△同金
▲同香成   
△同玉
▲7三銀
まで、
糸谷四段の勝ち

△3六歩まで

棋譜

終了図・▲7三銀

棋譜

新鋭、大名人破る

 ▲3六同金に△8四桂が糸谷軽視の受けだったが、これにも▲8五銀で先手の優位は動かない。

 対して△7五銀は、▲9三歩△同香▲9四歩で先手よし。本譜の△8五同銀〜△7六桂にも、金取りに構わず▲9三歩が決め手になった。先手玉は懐が深く、△6八桂成にも余裕がある。▲7四香が▲9三角以下の詰めろで勝負あった。終了図からは簡単な即詰みだ。

 現役最年少の新鋭が大名人を破った一局。右玉は相手の攻めをいなしながらギリギリを走り抜けるのがだいご味、と糸谷は言う。本局はまさにイメージ通りの会心譜。局後の検討では、▲6五歩(第3譜)の仕掛けからは先手に不利な変化は現れなかった。もっと以前の駒組み段階、例えば美濃の囲い方や早々の端歩突きに、後手は問題があったのかもしれない。糸谷流右玉恐るべし、だ。

 糸谷は2回戦で、兄弟子の山崎隆之七段と対戦する。春の森信雄一門昇級昇段祝賀会では、10秒将棋も詰将棋早解き競争も弟弟子に軍配が上がったが、さて……。 (剣)

2007年01月09日


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