< 第25回朝日オープン将棋選手権本戦第9局 >
▲田村康介 六段
対
△佐藤康光 棋聖
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指し手再現 | 使い方
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37〜59手
▲1一角3 △5二飛14
▲3三角成2 △同 桂
▲2四歩 △同 歩
▲同 飛 △2六歩3
▲2一飛成26 △2八角20
▲9四歩2 △同 歩
▲3五歩 △2七歩成10
▲9三歩9 △同 香
▲3四歩1 △3七と1
▲3三歩成 △5五角8
▲7七桂4 △3三角1
▲9二歩
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△1三香まで
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指了図・△9二歩
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けんか殺法
席を外していた佐藤棋聖が戻ってきた。田村六段は蹲踞(そんきょ)の姿勢から座り直し、▲1一角と打ち込んだ。佐藤は「ない手」とみていたらしく、「う〜ん、そうかあ」とつぶやいて考え込んだ。田村はうまそうに一服吸って、相手の出方を見守った。
「将棋に安全勝ちはほとんどない。リスクを背負っても勝利に向かって前進する方がはるかに安全だ」。戦うことを恐れない「けんか殺法」田村の信念である。△5二飛に角銀交換の駒損を承知で2筋を突破した。
△2六歩は佐藤用意の手。これがあるので▲1一角はないとみていた。▲同飛は△4四角から△9九角成で先手がだめ。▲2八歩が第一感だが、「前進」の棋風に合わない。田村は昼食休憩をはさむ26分の長考で先手2一飛成と強気に指した。
佐藤は△2八角。△2七歩成も芸が細かい。先手の桂を角でなく、と金で取る方が、1手遅れでも厳しいとみた手だ。
田村は数手後、端攻めに命運をかけ▲9二歩(指了図)とたたいた。
(佐々木賢介)
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2007年02月06日
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