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< 第25回朝日オープン将棋選手権本戦第11局 >
  先手 ▲阿部隆 八段   対   後手 △小林裕士 六段
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20〜43手
        
△3五同歩1
▲同銀   
△5四銀
▲3四歩3 
△4四銀7
▲同銀   
△同歩
▲2四歩  
△同歩
▲3五角  
△3三歩6
▲4四角5 
△4三金6
▲7七角5 
△3四金46
▲3五歩1 
△4五金1
▲3四歩6 
△4六歩16
▲同歩24 
△同金
▲2四飛  
△2二歩
▲3三歩成1

▲3五歩まで

棋譜

指了図・▲3三歩成

棋譜

攻め合い

 棒銀の要領で3五まで銀を繰り出した先手に後手はどう対応すべきか。両対局者の兄弟子で、解説の福崎文吾九段は「手が遅れているから今更、飛車先は突きにくいし、△4二飛の振飛車もやりにくい。だから右銀を動かすのは必然」という。△5四銀は「見晴らしが良い峠に座った感じ」の好型だ。直後の▲3四歩に福崎九段は「△2二銀もあったが、△4四銀は斬(き)り合いにいった手。攻めっ気たっぷりの小林君らしい」。

 本譜は阿部が激しく攻め、小林が反撃含みに耐える展開。△4五金では感想戦で△2五金や△3五同金も検討された。「プロ棋士の今後の研究課題」と福崎九段。

 2度目の▲3四歩の局面で午後0時10分からの昼食休憩入り。遅刻を謝りに来た奨励会員に、阿部が「オレはいいんだ。関係者に迷惑がかかることを知って欲しい」と諭す声が聞こえてきた。

 午後1時に再開。後手の金が4六にまで進出し、指了図では早くも終盤の様相を呈している。 (佐藤圭司) [次の譜へ]

2007年02月20日


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