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指し手再現 | 使い方
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83〜90手
▲8五桂1 △6六桂7
▲6二銀成18 △同金1
▲6三歩成1 △7八桂成
▲同銀 △9七銀
まで、
深浦八段の勝ち
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△3九飛成まで
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終了図・△9七銀
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妙手後手6六桂!
図で▲7九銀の受けでは相手にも△5一桂と受けられ、▲6二銀成△同金▲6五桂△5九飛で田中の負けになるところ。しばし考えた▲8五桂は、玉の脱出路を開く逆転狙いの秘手だった。
朝から正座を崩さない深浦。記者は△6六歩を予想して見ていたが、ピシッと6六に打ったのは歩ではなくて桂馬。なるほど! と感服した。
「△6六歩だと、▲7七玉と(銀を見捨てて)出られるのを心配しました」と深浦は説明。田中の逆転の夢は、この△6六桂で消え去った。
それでも田中は18分を使って▲6二銀成。△同金に▲6三歩成は、形作りであったろう。
田中にはエピソードが多い。本棋戦の前身である全日本プロの第2回で、当時七段の田中が決勝に進出。谷川浩司名人との三番勝負を目前に雑誌に谷川を怒らせる一文を載せたことから、温厚な谷川が「必ず勝つ」と宣言。田中はさらに「優勝賞金をマンションの頭金にする」とも言った。結局谷川が2勝1敗で優勝したが、多才な田中には演出家の素質もある。
勝敗は△6六桂で決しており、終了図から▲9七同玉は△9九竜以下、▲7七玉は△8八角▲6七玉△6八金以下の容易な詰みがある。
(東公平)
2007年02月27日