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< 第25回朝日オープン将棋選手権本戦第13局 >
  先手 ▲ 木村一基  七段   対   後手 △ 真田圭一  七段
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25〜36手

▲3七銀2  
△6四角1
▲6八角   
△4三金右
▲7九玉   
△3一玉1
▲8八玉   
△7三銀1
▲4六銀10 
△7五歩
▲同 歩3  
△同 角

△7四歩まで

棋譜

指了図・△7五同角

棋譜

真田の趣向

 真田七段が谷川浩司竜王(当時)に挑戦したのは9年前のことになる。「羽生世代」より若い挑戦者の出現は大いに注目された。しかしその後の成績は期待されたほどには芳しくない。かわりに日本将棋連盟の理事や奨励会幹事を務めるなど、盤外の活躍が目立つ。

 「将棋だけに集中している棋士はたくさんいる。僕は同じになりたくなかった」と真田。「いろいろ興味を持つのは性格。その上で、将棋の成績をどこまで残せるか。自分を実験材料にしている」とも言う。

 図から本譜の▲3七銀が一番人気の作戦。他に▲3七桂もある。

 真田は△6四角と上がって先手の3筋の歩交換をけんせいする。

 互いに矢倉城を整備し、先手が▲8八玉と入城したとき△7三銀が珍しい手。△2二玉か△8五歩なら普通だが、真田は後手番を意識し、攻めの態勢作りを急いだ。

 先手の▲4六銀に、真田はさっそく動いた。△7五歩▲同歩△同角(指了図)。△8四歩型のまま7筋の歩を交換して1歩入手、将来の展開次第で△6四角〜△7四銀〜△7三桂と組む、攻めの理想形を目指した。神崎健二七段との順位戦を参考にした真田の趣向だ。 (佐々木賢介) [次の譜へ]

2007年03月06日


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