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< 第25回朝日オープン将棋選手権本戦第15局 >
  先手 ▲中村太地 四段   対   後手 △谷川浩司 九段
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44〜66手
         
△5五銀6
▲3一角成1 
△4二角3
▲3二馬1  
△5三角 
▲5七金10 
△7五歩3
▲8六飛   
△8五歩5
▲1六飛4  
△1四歩2
▲9五歩   
△1五歩 
▲9六飛   
△9四歩5
▲6四歩1  
△9五歩5
▲6五桂15 
△6四角 
▲5三歩1  
△5一金2
▲9八飛9  
△7四銀9

▲7六飛まで

棋譜

指了図・△7四銀

棋譜

苦戦の中村

 難解な中盤戦。後手が▲3一角成を防ぐなら△5三銀だが、▲5四歩△同飛のあとがはっきりしない。谷川は△5五銀と出た。すごい手。角を成らせようというのだ。

 ▲3一角成に△6六銀が利けばいいが、▲6四歩△7五歩▲6六飛△同角▲6五桂の変化は後手も怖い。谷川は△4二角と馬に当てた。うまい手で、中村の馬が急に狭くなった。形勢は不明だが今後の展開次第でそれも変わってくる。馬が働き出せば先手有利、そうでなければ後手有利だ。

 ▲5七金は力強い手。谷川は「ビックリした」という。次に▲4六金とぶつける狙いだが、ここは▲6四歩の突き捨てを入れるのが最善だった。△同銀なら▲4六飛。△同角なら▲6五桂で、次の▲5三歩が厳しい。だから▲6四歩には△同歩の一手で、そこで▲6七銀と遊び駒を活用すれば先手も十分に戦えた。

 本譜は飛車を攻められたのが痛い。苦戦を意識した中村は△9五歩の瞬間に▲6五桂を利かして勝負に出た。▲5三歩のクサビが入って後手もかなり嫌な形だ。 (遊) [次の譜へ]

2007年03月20日


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