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< 第25回朝日オープン将棋選手権本戦第15局 >
  先手 ▲中村太地 四段   対   後手 △谷川浩司 九段
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87〜106手


▲5六金4 
△4三歩4
▲2七歩1 
△4六飛 
▲同 金  
△8八飛 
▲4八銀打 
△6七角2
▲5九金  
△5六桂1
▲同 金  
△同角成 
▲2二飛  
△5七金3
▲2五角  
△4二銀2
▲2一飛成 
△6六馬2
▲3四角  
△2八歩1

△2六飛まで

棋譜

指了図・△2八歩

棋譜

いい頑張り

 中村は朝から一度も足を崩していない。ずっと正座を続けているのだ。まるで「南二世」だ。局後、谷川は記者に「中村君は感想戦でも正座を続けてましたよね」と言った。これもその通り。谷川はこの新人に好印象を持ったようである。

 図で▲3五角△6六飛▲5三角成という派手な攻め筋があるが、これは△2六歩▲3四角△4三歩(受けの手筋)で先手が足りない感じだ。また平凡な▲2七歩は△4六飛▲同歩△6八飛の両取りがひどい。

 中村の▲5六金は攻防手で、前記の両取りの筋を防ぐと同時に▲3五角△5六飛▲3四角の王手飛車を狙っている。「非常にいい頑張りです」と解説の畠山鎮七段。

 谷川の△4三歩は冷静な手。もちろん先の王手飛車の筋を消したのだ。中村はここで1分将棋になり、「やって来い」とばかりに▲2七歩。

 厳しい攻めを繰り出す谷川。反撃含みで対抗する中村。▲2二飛では▲2六飛もあるが、△1二馬▲3二角△2二歩の変化は後手よし。「△5七金で勝ちが見えてきたような気がした」と谷川の感想がある。 (遊) [次の譜へ]

2007年03月20日


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