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< 第25回朝日オープン将棋選手権本戦第20局 > 谷川の振り飛車2007年04月24日 本棋戦の前身「全日本プロ将棋トーナメント」で優勝7回、準優勝3回を誇る本戦シードの谷川九段と、予選出場組ながら第14回で優勝した実力者の屋敷九段が2回戦で当たった。谷川が上京し、暮れも押し迫った昨年12月26日、東京の将棋会館で対局があった。
谷川は矢倉や角交換の腰掛け銀を得意にしている。居飛車党と見られがちだが、最近は振り飛車も愛用している。後手番に限っては、ゴキゲン中飛車や向かい飛車といった振り飛車に組む方がむしろ多いくらいだ。 記録係・岡畑明範三段の振り駒で先手番になった谷川は早々と角道を止め、▲7八飛(図)と三間飛車に構えた。屋敷九段の棋譜を事前に調べ、後手番では四間飛車穴熊が断然多いことが分かっている。先に飛車を振ったのは相手ペースを避けた意味もある。 屋敷は受けて立った。△6二銀〜△6四歩は居飛車の意思表示。対三間飛車用に温めていた作戦を試すつもりだ。△3三角は穴熊に囲う準備。玉を固めてから変化技を繰り出すのが屋敷流だ。 谷川の振り飛車は攻めを重視している。指了図まで、一目散に美濃囲いを完成させ、守りを整えた。 (佐々木賢介) |
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