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< 第25回朝日オープン将棋選手権本戦第21局 >
先手 ▲ 深浦康市  八段   対   後手 △ 渡辺明  竜王

3連覇の重み

2007年05月01日

 ベスト8入りをかけて若き竜王とA級八段が対決することになった。

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▲3五歩まで 棋譜

1〜27手

  1. ▲7六歩
  2. △8四歩
  3. ▲6八銀
  4. △3四歩
  5. ▲7七銀
  6. △6二銀
  7. ▲5六歩
  8. △5四歩
  9. ▲4八銀
  10. △4二銀
  11. ▲5八金右
  12. △3二金
  13. ▲7八金
  14. △4一玉
  15. ▲6九玉
  16. △5二金
  17. ▲7九角
  18. △3三銀
  19. ▲3六歩
  20. △3一角
  21. ▲3五歩=図
  22. △6四角5
  23. ▲1八飛
  24. △4四歩
  25. ▲3四歩3
  26. △同 銀
  27. ▲4六歩

指了図・▲4六歩まで

棋譜

 1月19日、東京・将棋会館の特別対局室。

 隣では中原誠永世十段と屋敷伸之九段が対局の準備をしている。大先輩の中原をさしおく形で渡辺竜王が最上席を占めているが、もうそうした光景にも、全く違和感がなくなった。竜王3連覇の重みがそこにある。

 対局は深浦八段の先手で始まった。両者の呼吸がぴったり合った形で駒組みが進む矢倉戦。図の▲3五歩まではノータイムの連続で進んだ。10年ほど前に流行した早仕掛けだが、実は先手を持って最も多く指しているのが深浦なのだ。

 「久しぶりにやる形ですが、昔から結論は出ていない。渡辺君に最新の対策を聞こうと思って指しました」と深浦。対局前には、「3時間だからスタートダッシュを決めて行きます」とも言っていた。意欲満々の立ち上がりである。

 指了図の局面は後手にとっての分岐点。渡辺も、ここは腰を落として考えた。

(青)

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